シン・ウルトラマン 私の好きな映画タイトルです

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 このエッセイは、「シン・ウルトラマン」を観賞してから読んでください。

 いつもは前編・前振り&後編・ネタバレを含む感想という構成になっていますが、まどろっこしいので最初から観賞済みの前提で書きます(じょわっち)

 警告する。

 シン・ウルトラマンを観賞してから、この先を読むように。

 











 本当に、シン・ウルトラマンを見終えた?






 本当に?



 よし、進め。

 ここから先は、ネタバレ地雷が大量に埋まった、感想の羅列だ。

 責任は、スペース自己責任!!





 開幕から、ウルトラQのテーマ曲に乗って。禍特対が怪獣をビシバシ倒している組織であると手早く説明。

 もうコレだけで、料金分満足した(笑)

 開始一分で、満足。

 前代未聞。

 俺史上初。


 ウルトラマンが怪獣と戦っている間、「あれ、ひょっとして、今の動きの中身、庵野さんじゃね?」と思って吹き出す危険性は許容範囲内で抑えられ、満足に継ぐ満足。そして満足。

 幼少期にウルトラマン80のリアタイを皮切りに、再放送で全ての昭和ウルトラマンを視聴して育ち、大人になってからはスカパーやアマプラで、ほとんどのウルトラマンを楽しんだ俺が、満足。

 

 ウルトラマンが初めての戦闘で、自分のせいで死者が出た事に衝撃を受けたのかと思ったら、「自分より弱い生命体を、自らの命を顧みずに助ける」という行為に衝撃を受けていたので、衝撃。

 そこかあ。

 生死に関わった責任感ではなく、その行動に興味を抱いて、かあ。

 初代の「ハヤタを事故に巻き込んで死なせちゃったから、助ける」から始まったウルトラマンと地球人の関係を、初めからそこに落とし込んで練り上げた、いや、抽出した。

 ずっと、ここを考えていたのか、庵野さん。

 そんなにウルトラマンが好きになったのか、庵野さん。

 

 

 巨大フジ隊員、再び!

 いや、巨大浅見弘子(長澤まさみ)だけど!

 えらく見覚えのある風景で、日本特撮界の伝統芸能が披露されているので、デジャブ〜に見舞われちった。調べてみたら、同じ場所(笑)

 一番予算を使ったのって、この場所を押さえる費用では?



 メフィラス・山本耕史の演技を讃えてしまわねば。

 山本耕史が、背広姿で現れるだけ。

 ただそれだけなのに、雰囲気だけでメフィラスになってしまった!

 どんだけハマり役なのよ!?

 もう、過去の山本耕史の出演作全てが、メフィラスに上書きされちゃう程に、メフィラス!

 もう、どうしようもないですよ、脳細胞の全てに山本耕史=メフィラスって、上書きされちゃったもの。

 脳外科手術でも、この刷り込みは除去出来ませんわ。

 あと、ジャグラスジャグラーとのコント、超希望。金を払っても、観たいです!!



 ゾーフィが出た時は、もうたまげた。

 ゾフィーじゃないもの。

 ゾーフィ。

 子供の頃に知った、誤報の海の中から生まれたバグの存在など、完全に忘れていた。

 あのバグに、実体を与えて檜舞台に出すなんて。

 

 うわあああ


 この勢いで、庵野さんが作りたいように、あと二作?

 二作で、済む?

 どうぞ、五作でも八作でも、ウルトラマンを輝かせ続けてください!

 俺は喜びに震えながら、その光を追いかける。



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