　以降はネタバレを含みますので、本編を観賞していない方は、絶対に先を読まないでください。

　一〇周年記念作品はさあ、普通は、昔のメンバーが集まってする、お祭り作品になるのが定石なのだけれど。

　まさか、火野映司を、完全に葬り去るとは。

　終わらせるとは。

　えええええええええええええええ

　容赦無く、消しちゃった。

　今はマルチバース（パラレルワールド）も浸透していますので、火野映司とアンクの両方が生きている世界からゲストで来れば、なんて甘い考えも過るけれど。

　本気で葬られた。

　断固として、葬られた。

　もう鴻上会長に「火野映司のコアメダル」を開発してもらうしか…それもう、別人だけど。

　仮面ライダーバースとアンクのスピンオフは可能ですが、火野映司が仮面ライダーオーズに変身する未来は、ここで葬られました。

　切ない。

　本当に、葬ったままに、出来るの？

　１号ですら、五十年経っても、まだ現役なのに（笑）

　人気だから、数年後に復活しそうな気もするけど…

　これでお終いと言われてもねえ…

　穿った見方かもしれないけど、最後のアンクの笑み。

「お前がそのつもりでも、復活させる機会が在れば…」

　ってな気がしてならないけど…

　俺の気のせい？

　アンクの欲望に期待しているのは、俺だけ？

　俺だけとは、とても思えないなあ

（メダルが溜まっていく音）

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