赤い闇 後編 フェイクニュース・イズ・マイン

 映画を観賞してから、後編に進みましたか?

 本当に?

 監視役を撒いて、別の作品を観賞して誤魔化していませんか?

 本当に観ました?

 この先のネタバレに、耐えられますか?



 新聞王ハーストの登場で、一気に半沢直樹展開でハッピーエンド! と見せ掛けて、数年後にキッチリと倍返しされたとエンド・クレジットでネタバレ。

 切ない。

 でも、彼の記事に着想を得たジョージ・オーウェルが、名作「動物農場」を書き上げる結末。

 救いは、ある。

 でも、ここで描かれた、腐敗した悪徳記者が振り撒くフェイクニュースの悪影響は、現代でも進行形。

 世間の騙され易さって、映画で観ると本当にゾッとする。

 あれだけの大事件が、「何だ、あの記者のデタラメか」で、一旦は消されていく過程。

 怖いですよ、作品で扱われるテーマが、全然過去になっていない。

 教訓の為に、義務教育で子供たちに見せてあげたい映画ですね。

 

 と、シリアスになりつつ…


 ハーストの新聞で記事にするのって、逆効果になる気もするけど、どうなんでしょう?(笑)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る