第26話

言いながら、パンプキンくんは光に包まれていきます。

強く光って、おなじ速度で収束しました。


一気に伸びたパンプキンくん。


「んー! んー! 」


───スポンッ


かぼちゃ頭が抜けました。

その下には、銀髪の青年がいました。

ちょこん、と頭の上にかつて頭だったものを乗せました。


「みち子ちゃん、ぼくとこれからも一緒にいてくれますか? もう帰ったりしない。傍にいてもいいですか? 」


純粋なアメジストの瞳がキラキラと見つめてきます。


「……はい! 」


返事と共に手を差し出されました。

私は迷わず握り返しました。

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