第10話
お久しぶりです。
いつも お久しぶりです から始まる気がします。
20になる前に死にたいと言っていた少し昔の私へ。
20歳まで2ヶ月を切りました。残念なことに私はまだ死ねていません。
死ぬのが怖いだなんて、アホくさいですね。
後がない3/14の私より。
ここに限らずたまに、ノートを開いたり、なんかを開いて物語を書こうとはするんですけど、どうもどちらの続きも思いつきません。こんな死ぬ死ぬ詐欺のダラダラした日記もどきが1番見られているのが申し訳ない。
ごめんね、もう書けそうにないや。
俺の作品は、小説とか物語とかって呼べないよなぁって最近改めて思いました。どうしても人を殺してしまうんですよね。どうしても泣かせてしまうんですよね。中々ハッピーエンドが書けないんですよ。
人の醜さ愚かさばかりを描き続けていたら、キラキラした希望が書けなくなった。それはそれで仕方ないと思いながら、自分では満足出来る作品が出来たとしても、もう誰にも見せられない。
俺の全てを書き殴ってるだけで、うきうきわくわくするような世界は書けないんだよな。
2ヶ月後の私へ。
まだ生きていたらどうか、どうか、あの人を殺してください。
ずっと忘れたかったよ、琉輝。
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