街の片隅の
ポンコツ・サイシン
しあわせ
「しあわせ」
目的はなにか?
夢や希望はあるか?
大きな光り物を
人々は
追い求めている
それを掴むまで
道のりは険しい
いつしか
目的も
夢や希望も
忘れ去り
日常の川に
流されていく
その流れも
先の丸い
剣山で
体を強く
擦るような
そんな
痛みを忘れようと
快楽を得る
それは
少なくて
薄くて
儚い
自分だけのしあわせ
そんな
しあわせでも
しっかりと
心を満たしてくれるなら
再び
大きな光り物を
追い求められるのだろう
馬鹿げたことだ
思わず
苦笑いしたくなる
少なくて
薄くて
儚い
しあわせなんて
本当にしあわせなのか?
どんな
しあわせにも
リスクが
ぶら下がる
限りない
リスクとの
にらみ合い
それは
本当にしあわせなのか?
でも
それが人なのだ
きっと
だから
大切にしたいのだ
きっと
だから
支え合うのだ
きっと
それが人々の
目的で
夢や希望でもあるのだ
少なくて
薄くて
儚い
自分だけのしあわせ
もっと価値を
見出そうと
人々は
追い求めている
少なくても多い
薄くても濃厚
儚くても
たしかにそこにある
そんな光り物を
人々は
追い求めている
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