時間がない

怪稀

時間がない

「時間がない」よく聴く言葉だ。

私も時々使う。

この言葉、最近思うようになったのが、自分の能力について語っているのでは、と言うことだ。


今から始まるのに、共感できる人もいるが、共感できない人もいるだろう。だからこそ、読み進めるのならば、あなたが思うとこは置いておき、「この人はこう考えたのか」と言う感想が持てる意識でいていただきたい。

そして、ある意味自分への戒め、これからのメッセージとしてここに書き残そうと思う。



「時間がない。だから、できないです。」

「時間がない。だから、遅れたのです。」

「最近、時間がなかったから、来れてなかった。」

「最近、時間がなかったから、見れてなくて返信が遅れた。」

一度は聞いたことがあるだろう。


もちろん私も言った経験がある。

「時間がなかった。ごめん。」

みたいに、、、。


これを言ったときに、ふとおもったのだ。本当に時間がなかったのが理由なのかと。やろうと思えば、いこうと思えば、少し手を止めれば、出来たんじゃないかと。


たぶんできた。そう思うようになり、理由は他にあると考えた。

それ以上にはまるもの、やりたいことがあったのだと。

つまり、そう言われたら、相手にとって優先順位が下がる、面倒に思われている、やることの重要度が低いと思われている、または、私が思ってると考えた方が納得できると。




もうひとつあげられる。

やらなければならないことがあった。この場合だ。この時、「時間」を理由にするとこうとらえられると思ったのだ。

「自分の能力が低く、手早く終わらせることができなかった」

つまり、自分の能力の低さを隠した理由付けが「時間がなかった」になるのではないかと。

同時に多くのことをこなせる人は、時間を、有効的に使えるのだから、どれも、まんべんなく手をつけていると思ったからだ。



だからこそ、「時間がなかった」は

表面上、相手を傷つけないための理由

自身の能力の低さを認められずそれを隠す理由


と、いい意味がないと思ったのだ。



もちろん、これだけでなかったり、考えすぎじゃないかと思う人もいると思うが、最初に述べたように、「こう考える人もいるんだな」、「へぇー」、程度で思っていただきたい。



さて、私よ。


当初の目的忘れてないよね。

「時間がなかった」これは理由にしない。

上記の理由があるから。

だからこそ、周りを見渡し生きていきましょ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る