第1話

目を開けるとそこは森の中だった

「ここはどこだ……」

周りを見渡してもあるのは木だけ

「誰かいませんか~!」

・・・・返事はない。異世界にきてそうそうこんなことになるとは思わなかった………







仕方ない、歩くか。

一時間後





全く抜けれる気がしない。

わかったのはこの森がただ広いことだけ。

少し休憩をすることにした僕はそこで………

「振るか」

もらった特典の日本刀を振るうことにした

チャキン

鋭い刃、綺麗な鞘、この刀なら何でも切れそうな気さえする。

早く振ってみたい…………!

 はやる気持ちを抑えきれずに一振りした。

       ブンッ!

一瞬の出来事だった






     バキバキハキバキバキッ

目の前の木がすべて崩れ落ちた。

おそらく数十本はあったであろう木が真っ二つになっていた

凄すぎる、これが僕のチートなのか。

この刀にはどんな力があるんだろうか。

女神様に聞いてこれば良かったかもなぁ……



敵と戦う前に鍛練を積もうと思い。

一時間ほど刀を振り続けた。

そろそろ町を探さなければいけない、早く森からでよう。

      その時だった

「ハアッハアッ、そこのあなた!手伝って下さい!!」

急に呼ばれて驚きながらも僕はそちらの方向を見る。

僕を読んだのは魔法使いを思わせる帽子を被った女の子だった。

「どうしたんですか?」

「ふぁっ、ふぁっ、ファングベアーに追われているです!」

ファングベアー…………?

「グルルラァァァァァァア」

鳴り響くうなり声、3メートルはある巨体、

鋭い爪

「まさかこれがファングベアーなのかい?」

「ファングベアーを知られないんですかッてひぃぃぃぃ!」

この世界に来て初の戦闘だ、

「君は下がって!」

グルルラァァァァァァア!

わきが空いている。攻撃は大降りで読みやすい。

獣か…………もう少し強いと思っていたけど

女の子がおびえている。早く倒さなければ






僕は一時間の特訓の末に技を身につけた。

それを今ここで使って倒す。

「〝居合い〟熊殺し!」

熊がおお振りでこっちへ来た瞬間、僕は刀を振った

スパァァァン

「え…………………?」

ファングベアーと呼ばれる怪物は真っ二つになり崩れた。

やっぱりこの刀はすごい…………!

「す、すごいです!ありがとうです!

 何者なんですかあなたは!」

そう問われた僕は、

「サムライだよ。」

「サムライ…………?」

「そうだ、ねぇきみ、僕ここに来てまだ全然この近くがどうなってるか分からないんだ。

よかったら案内してもらえないかな?」

「わ、わかったです!案内するです!」

「ほんとに?ありがとう!」







僕の戦いはここから始まった………!

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