時が僕の背中を押す
今日の1歩はどうも重い、なのに時間の進みは早く感じるから、自身の動きの重さと体感時間の早さが相まってより僕を嫌がらせてくる。そして駅に着き、これまた時間に縛られた乗り物を待つ。
僕の事なんて知らないその電車の運転手は否応なしに一定の速度で進めていく
「次は〜です」
と何のために誰が初めたのか分からない謎の声で淡々と停車駅の名を告げていく。
そして自分の降りる駅に着いた。電車とは違い自分で速度を決めれるからといっても時間は待ってくれないので結局強制的に進めていく僕の足に怒りを覚えながら目的地に向かう。
軽快なリズムと共に自動扉が開き、店員は「おはようございます」
と僕に言う。
はぁ、今日もまた始まってしまうのだ。バイトが。。。
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