第7夜 丑三つ時に走っていた白い物体
妖怪や幽霊が活発的に動く丑三つ時に、私が車を運転していた時の話です。
何故、深夜に車を運転していたかというち、確か夜釣りの帰りだったような覚えがあります。
後、数十分ほど家に着く所まで来た時、歩道を走っている、白い物体が正面から近付いて来たのです。
人にしては動きが変だし、犬にしては大き過ぎる。
(まさか都市伝説の“くねくね”では!?)と、不安が過ると同時に、私の運転する車は、その白い物体とすれ違い、正体が明らかになったのです。
白い物体の正体は、くねくねではなく“白馬”だったのです。
ロマンチックに考えると、丑三つ時に現れたので、神馬の類い。
現実的に考えると、どこかから馬が逃げ出したのだと考えられます。
しかし、家の近所に馬を飼っているような牧場や乗馬クラブ、また競馬場もありません。
もしかしたら、ペットとして飼っていた白馬が逃げ出したとも思いました。
今考えると、戻って正体を確めれば良かったかもしれません。
しかし深夜の国道に白馬が走っているのは異様でしかなく、唖然としてしまい、そのまま私は走り去ってしまいました。
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