259 幕間⑰ 9899th Intercontinental Conference




『……では、只今より第九千八百九十九回目の大陸間会議を始めよう』


『……ちょ、ちょちょちょちょっと待ってよ!』


 せっかくの覚悟を決めて会議開始をダコタ=ガイアスリナムが宣言したというのに、早速、中断させるやからが現れた。

 この声は大陸間会議に参加する面子の中ではいつも最若年のボルドー=マルサンの声だ。

 とはいえ、ボルドーの言いたいことも解る。そもそも他の連中はボルドーのツッコミ待ちのような状態であったに違いない。


『エルザルドのお爺ちゃんと! ガナハは一体どうしたのさ⁉』


『そうじゃ、わらわも甚だ疑問じゃぞ? 何かあったのか?』


 この声はアレクサンドリア=ルクソールだ。彼女は口調が独特であるので『通信コール』の状況を確認するまでもなく判別できた。

 アレクサンドリアは、ボルドーとは逆に最古龍中の最古龍が一柱であり、その実力も今回参加者のなかで群を抜く者の一人だ。それだけが決して理由ではないが、ダコタとしても無視できるような相手ではない。


『分かっている。まずその説明をしよう。と、いうよりそれが本年度の議題、その本題に当たる』


『ほう……』


 アレクサンドリアと共に、ボルドーも黙った。

 ダコタはほんの少しだけ自分の中で溜めるようにして、『通信コール』での発言をした。


『皆、落ち着いて聞いてくれ。エルザルド老……、エルザルド=リーグニット=シュテンドルフ様が、お亡くなりになられたようだ』


『は⁉』


『え⁉』


『ダコタはどうしたの? お空でも見上げ過ぎておかしくでもなった?』


『そんなことがある訳が⁉』


『まさか寿命が元で亡くなられたのか⁉』


『そんな訳ないでしょ!』


『何かの冗談かい?』


『信じられるワケないわ』


 事前に知る、というより、元々の情報をもたらしたパース=キャンベラ以外は実に様々、思い思いの反応を見せる。なぜかダコタに対して侮蔑に近い言葉を吐いた者までいた。

 あれはアズハ=アマラの言葉だろう。ただ、彼女に関しては、辛辣な毒舌はいつものことだ。ダコタとは同年代で、同じ氷属性を主とする龍同士ではあるが、性格は正反対である。

 旺盛な知識欲を持つダコタとは逆に、アズハは何に関しても無関心だ。その性質はつまり、極度の面倒くさがり屋であることにも通じている。


 とはいえ、かつて自身の知識をひけらかしたいがために、結果として幾つもの文明を滅ぼしてしまった愚か者よりかは遥かにマシであろう。


『皆の気持ちや驚きも解る。が、事実なのだ。疑うのであれば『通信コール』を自らエルザルド老宛てに発信すればよい。一分間待とう』


 きっかり一分後、ダコタは話を再開する。その間、誰もが無言だった。


『これで、皆も解ってくれたと思う。気持ちの整理がつかぬだろうが、とりあえず話を進ませて……』


『おおぉおおおお~~~‼ リーグニット老が亡くなられたなどと、信じられん‼ 一体なぜなのだぁ~~~⁉』


 ダコタが会議再開の言葉を発している最中に、恐らく倍以上の音量で叫んだ馬鹿者がいた。


 あれはガルダイア=ワジである。

 大陸間会議が行われるたびに、常に最も発言が多い古龍が一柱だ。こう書くと、会議に一番協力的な者であると感じ取れるから不思議なものだ。

 実際は全くの逆である。いわゆる空気を全く読まず、好き勝手な発言を今のように好き勝手な時に行い、常に自分の感情と都合を優先して会議を無駄に長引かせては進行役を困らせる『壊し屋』だった。


 今も恐らく誰憚ることなく絶叫したのだろう。『通信コール』の自動調整をオンにしておかなかったら、耳をやられていたに違いない。まぁ、この面子なら数秒で回復するし、そもそも自動調整忘れをする者などいないと思うが。


『突然、大声を出すな。ガルダイアは本当に会議に参加しないで欲しい。耳がぐわんぐわんする……』


 いた。これはアズハだろう。何にでも興味を持たず、怠惰であるから自動調整も失念してしまうのだ。


『うるさい、黙れ! この危急かつ緊急な事態が分らぬのか⁉』


『うるさいのはアンタ。音量を考えて喋れ』


『アズハ、『通信コール』の自動調整を……』


『三名とも後にしてくれ。会議を進めたいのでな』


 最後、アズハに対して助言しようとしていたボルドーには悪いが、いつまでも本題に入らぬままでもいけない。


『無論、皆の混乱、哀しみも解る。俺も世界の損失だと考えているが、今、重要なのはそこではない』


『その口振り、ダコタもどうしてエルザルド老がお亡くなりになられたか、知らないのね?』


 ここでヴァージニア=バレンシアが発言する。

 彼女も比較的若い古龍だが、若い頃に相当な苦労を重ねたせいか圧倒的な実力の持ち主である。ダコタの見立てでは自分を凌ぎ、アレクサンドリアに並ぶのではないか、とも思えるほどだ。それでいて思慮深い。

 ただし、彼女は前述の苦労した若い時期に、彼女自身の出自故からヒト族の生活圏に解け込んで生活していた時期があり、このことからややヒト族の側に立ったモノの考え方を行う傾向がある。その点から、同種を嫌うガルダイアとは相容れず、意見が合うことはない。


 エルザルドの呼び方に対してもそれが現れていた。

 本来、龍族は同族内で呼び合う際にはファーストネームで、というのが基本であり礼儀だが、エルザルドがそのファーストネームを名乗り始めたのはここ三百年ほどの出来事なのだ。

 ただ、ガルダイアが未だセカンドネーム呼びなのは、そのファーストネームを名乗り始めた経緯が気に入らないからである。

 古い古い慣習に、種族すら超えるほどに友情を得た相手から名を授けられた際には授けられた方も名を授け返す、というものがあるらしい。

 当時、まだリーグニットであった彼はその慣習をいたく気に入り、とある相手から現在のエルザルドという名を賜り、名乗り始めたのだ。

 これが、ガルダイアにとっては非常に面白くないのである。名を授け合った相手が外見的にも内面的にも非常にヒト族と似通っていたが故のことだった。


『その通りなんだ。俺自身も言われるまでは気づかなかった』


『あなたも? さっきからずっと無言だったからおかしいと思ってたけれど、もしかしてパース、あなたが?』


『相も変わらず君は察しの良いことだね』


 思わず、今まで無言だったパースも答える。


『パース。スマンが例のものを』


『分かったよ』


 彼は言い終わると同時に、今回の大陸間会議参加者それぞれの管理仮想領域内にあるデータファイルを転送する。


『これは⁉』


『何と、まぁ』


『ン? これは俺か?』


 ファイルを展開したのか皆がそれぞれの反応を示す。


『そのデータはパースが弟子たちと共に共同作成したものらしい。強力な魔力の持ち主をある程度感知できるようだ。一番下を視てくれ』


『半年以上前に反応が途切れておるの……』


 残念そうな声を上げるのは最古龍中の最古龍が一柱、キール=ブレーメンである。落ち着いた性格で、年齢的にも最年長組四本柱に入る。元々エルフ族との付き合いがあり、米から作られた酒が大の好物であったが、ここ数百年、同年代のアレクサンドリアの勧めもあり、人間種の料理にも目覚めたらしい。海産物系が特にお気に入りだそうだ。


『一体、その時に何があったというのだ⁉』


 またもガルダイアが喚く。とはいえ、今の発言は本筋から外れてはいない。


『そのことが今会議に於いての重要な議題の一つだ。エルザルド老はもうすぐ一万歳だった筈だが、まさか寿命で亡くなられた、など有り得ない。我ら龍族に寿命など無い、が定説だからな』


『つまり、誰かに殺された、ということだね』


 パースが補足する。


『パースの言う通りだ。そ……』


『許せぬ! この仇は絶対に討たねばならん! 必ず我が手で引き裂いてくれようぞ!』


 ダコタが続けようとしたところで、またもガルダイアが吠えて邪魔をする。さすがに叱責しようとしたところ、別の声が彼を諫める。


『ガルダイアよ。少し黙れ』


 アレクサンドリアである。明らかに怒りを含んだ声を感じ、ダコタが身を竦ませるくらいだった。が、空気を読めぬというのは相手の感情を読めぬと同義でもあるのか、ガルダイアは尚も続ける。


『なぜだ、アレクサンドリア! 我は……!』


『黙れと言ったのが聞こえぬかァアアアーーー!』


 大昔はともかくここ最近のアレクサンドリアには珍しい大声であった。彼女も最年長組の一柱である。エルザルド老死去の報に、自分などよりも余程思うところがあるのだろう。

 彼女の大声にアズハの耳はまたも強烈な耳鳴りを受けているだろうが、さすがに文句は言わない。アズハは怠惰ではあるが、頭は良い。


『それ以上、口を開くのであれば妾自らお主の口を引き裂きに行ってやる! その後、縫い合わせて二度と口を開けぬようにしてやろう! この議題が終わるまで黙っておれ!』


 アレクサンドリアの実力はこの中でも一二を争う。

 対してガルダイアは、知識が豊富で魔法やそれを応用したアイテム製作は得意なのだが、直接的な実力は大分下に位置する。幼少期から、自ら戦った経験が少ないからだ。この面子の中では最も弱いと、彼以外は誰もが思っていることであろう。

 ダコタも例外ではなく、ガルダイアの印象は、武人めいた口調で自らを飾る小賢しい小心者、といったところだ。


 その証拠に暴力的なアレクサンドリアの発言に、最早、言葉も出ない様子である。


『皆、大声を出して済まぬな。ダコタ、続きを』


 それしてもアレクサンドリアの大声はここ最近では本当に珍しい。ダコタが若い頃は武闘派で聞こえた彼女だが、最近は年長者としての落ち着いた振舞いしか見せていなかったから尚更だ。


『うむ。とにかく、エルザルド老の死の真相を突き止めたい。皆、異議はないな? 異議ある者は今の内に発言してくれ』


 少し待つが誰も発言しない。ダコタは続ける。


『よし。異議なきものと判断する。ああ、ガルダイアは先の発言から異議なしと判断させてもらう。それで、だ。誰か何がしか知っている者はいるか? 情報をまず集めたい』


『ボルドー、アンタ、前に人間種たちの長距離双方向通信法器での話を盗み聞きしてたっていうじゃない? アレ、どうなの?』


 この言葉はブルガリア=アールレンのものだ。彼女も若い古龍が一柱で、この中では二番目に若い存在である。最も若いボルドーとは幼い頃、共に生活をし、その経緯から姉弟に似た関係を築いている。

 今でも何かと世話を焼こうとすることが多いらしいが、ボルドー側からすればどうも持て余しているようでもある。

 以前、相談を受けたことがある。なぜ皆、自分にばかり相談を持ち掛けるのか分からないが、確かに今の発言はいただけない。


『人聞きの悪い事言わないでおくれよ! 俺の『通信コール』の受信領域に近いせいだって言っただろ⁉』


『ボルドー、落ち着いてくれ。大丈夫だ。皆知っている』


『あ、そうかい? ……でも、確かにそう言われてみるとさ、少し前に何度か飛び交っていたのを聞いたことがあるよ。ドラゴン、ドラゴンってさ。その時はまたロンドニアのことだと思ってたんだけどね』


『へえ』


 ロンドニア=リオが自分の名を呼ばれ声を出す。

 現在、龍族の中で人間種、特にヒト族の生息圏で生活をしている者は殆どおらず、ロンドニアは今回の大陸間会議参加者の中では唯一とも言える。

 彼は非常に義理堅く、一千年以上前に交わした盟約に従い、龍族を崇めるヒト族の国家、その中心地に自ら鎮座し、身を置いているのである。ハッキリ言ってダコタには真似のできない生き方だ。

 上記のことからボルドーの言う通り、何も知らぬ状態から『ドラゴン』と聞けば、ロンドニアのことを話しているのだろうなと思うに違いない。


『ボルドー。その時の会話の発信源の位置は憶えているのか?』


『ああ、えーーっとねぇ……』


『済まぬ! ボルドーの話の前に一つ訊きたいことがある!』


 珍しく、本当に珍しくアレクサンドリアが他者の発言を遮った。


『どうした、アレクサンドリア』


『ダコタ、お主、先程は言われるまでは気づかなかったと言ったな。ということは、この議題は他者の持ち込みということだな?』


『ああ、パースからだ』


『そうか。パースよ』


『何だい?』


『先に妾らに送ってくれたこのデータだがの、妾らのような強力な魔力の持ち主を感知し比較することはできるとしても、位置を特定するにはまだ至っていない。そういうことかの?』


『その通りだよ、アレクサンドリア』


『将来的には、それも目指すワケか?』


『そうだねえ』


『そうか。中断させて済まなかった。経緯を確認したかったのでな』


『いや。では、ボルドー。続きを頼む』


『分かったよ。確か大陸の真ン中辺りらへんだったかな。何度か飛び交っているのを聞いたね。ホラ、あのデッカイ人間種の国の』


『大陸の真ン中で巨大な国……、となるとモーデル王国だな』


『モーデル王国かぁ。ねぇ、ヴァージニア。『彼』の協力は得られないのかな?』


『彼……? ああ、『彼』のことか。確かに適任と言えば適任か』


『だろう?』


 パースが急に持ち出した『彼』とは、ヴァージニアの息子のことだ。

 『彼』はまだまだ年齢的には数百歳と若いのだが、ダコタなど優に超える実力の持ち主である。龍族から視ても英雄的な行動を行い、この世界の安定化に寄与した。今日の世界的情勢は『彼』の行動が礎ともなっている。ただ、ヴァージニア以上の複雑な出自と経緯故、『彼』を同族と認めたがらない者もいる。今は黙ってはいるガルダイアがその筆頭だ。

 だが、確か『彼』は……。


『あの子は今、子育てで忙しいわ。あたしでも滅多に『通信コール』は繋がんないわね』


『確かそうだったな』


『そっか。でも『伝言メッセージ』は残せるでしょう? リーグニット老が亡くなるなんて、寧ろ彼の方が慌てふためく事態なんじゃあないかな?』


『確かにそうね。それじゃあ……』


 パースの言葉に納得しかかるヴァージニアが息子に連絡を入れようとしたところを、またもアレクサンドリアの言葉が止める。


『待った! この件に最も適任なのが他にもおるじゃろう。最初から気になっておったのだが、なぜ今回の大陸間会議にガナハがおらん? まさかとは思うが……』


『……そいつは次の議題であったのだが、……はぁ、ここまで来ては話さぬ訳にもいかぬな。実はガナハ=フサキには俺が事前に話した。一週間ほど前のことだ』


『何⁉ ではまさか、ガナハの奴⁉』


『ああ。自分だけでエルザルド老を殺した者を見つけて仇を取ると豪語してな。今もどこかの上空を飛んでおる筈だ』


『ええッ⁉』


『あのガナハが? ちょっと信じらんないけど』


『これは……かなり、マズイわね』


『ボルドーとブルガリアには分からんかの。逆に、ヴァージニアからは知っておったか。ということは、ロンドニアも知っておるかね?』


『うん。キール爺ちゃんの言う通り、オイラとヴァージニアも一度だけ見たことあるよ。ビックリしたし、怖かったなぁ』


 ロンドニアの言う通りである。

 ガナハは本来、のほほんとした優しい性格で、龍族どころか他種族にすら分け隔てなく接するほどで、怒らせることの方が難しいぐらいなのだが、それに成功した者に対しては悪夢が待っているとしか言えぬほどの戦闘能力を持つ。

 本気で怒ると性格も豹変するらしく、ダコタも多少、恐怖を抱かされた。滅多にないので、ダコタの長い生の中でも二度ほどしか記憶にない。


『それは参ったのう。怒っておるときのあやつは他者の話に耳を傾けることすらせん。相手が妾でも同じよ。恐ろしいのはあやつの能力であれば、あやつ単体でも本当に見つけてしまう可能性があるということじゃ』


『うむ、確かにのう。ガナハの飛行能力は魔蟲種並み、嗅覚は魔獣種並みであったからな。恐らくは上空を虱潰しに飛行しながら、エルザルドの匂いを探していることであろう』


『キールの言う通りじゃろうな。問題は、ガナハの嗅覚に引っ掛かった者からエルザルドの匂いがしたとしても、それがエルザルドを弑した者である、という確実な証拠とはならぬということじゃ。むしろ貴重な情報を抱えた者を滅しかねん』


『……ちょっと想像できないんだけど。あのガナハが? あののんびり屋が?』


『まぁ、知らん者からすれば無理はないかも知れんが、ガナハはその昔、まだ幼い頃にエルザルドに面倒を見て貰っていたからのう。ガナハの鱗の色がエルザルドと非常に似通っていたのもそのせいであるからなぁ』


『スマン。俺のせいだ。軽はずみな行動であった』


『ダコタのせいじゃあないよ。元々それを勧めたのは俺みたいなところもあるし』


 パースがフォローしてくれるが、決めたのはダコタ自身であった。

 だが、取り成してくれたのはパースだけではなかった。アレクサンドリアがその口火を切る。


『……いいや、軽はずみ、とも言えぬじゃろうな。この場で初めて話をしたとしても、同じ結果以上ということにはならんかったに違いない。もっと酷い結果になった可能性もある』


『そうじゃのう。やれやれ、やっぱり『通信コール』を着信拒否に設定しておるわい。こんなことするモンはアズハと『彼』以外おらんと思っとったんじゃがのう』


『キール爺。そこで私を引き合いに出さないで。あと、『彼』の場合は仕方がない』


『まぁね……。でも、今回の事態の方が仕方がないわ。あの子にも縁深い土地だしね。何とか連絡を取ってみる。あと私も久々に潜入するしかないわね。ロンドニア、あなたもガナハを見つけるまでは上を視るよう習慣づけてくれる?』


『もちろんだよ。任せて』


『これで『彼』も、久々に動くことになる……か。これまで『彼』が動いた時はいつも歴史に残る大事件が起きていたけれど、今回までもそうならないことを祈るよ』


 パースの予言めいた言葉に、氷の龍であるダコタですら薄ら寒くなった。




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