182 第13話終了時点でのステータス一覧
※便宜上分かり易さの為、本名・愛称・性別等を表記しておりますが、本来『鑑定』及び『鑑定法器』ではこれらは看破できません。
※武器は装備する、つまりは握ることではじめてプラス数値の効果を発揮します。
※基本的には本編とは内容が直結しておりませんので、読み飛ばしていただいても結構です。作者の資料置き場のようなモノですが、若干のネタバレが含まれてもいます。
ハーキュリース=ヴァン=アルトリーリア=クルーガー
愛称:ハーク
種族:ウッドエルフ
性別:男
クラス:『
LV:26
攻撃力:64(刀+90)(大太刀+110)(魔布+5)
防御力:40(大太刀+10)(籠手+8)(魔布+10)
魔導力:75(籠手+20)(魔布+5)
速度能力:76(刀-5)(大太刀-11)(籠手-4)(魔布+5)
精神力:72(魔布+30)
最大HP(最大耐久力):48(魔布+20)
最大MP(最大魔法力):77(魔布+5)
最大SP(最大持久力):46(魔布+5)
SKILL
一意専心・一芯同体・示現流・奥義・『
奥義・『大日輪』
一刀流抜刀術奥義・『神風』
秘剣・『山津波』
奥義・『
『
『
『
『
『
『
『
『精霊視』
称号
なし
功罪
サイデ村の恩人
補足説明
・一意専心・一芯同体・示現流・奥義・『
ハークがこの世界で初めて顕現させたSKILL。無我夢中で発動させたが故か、その時発した言葉全てが技名として世界に刻まれてしまっている。前世の剣術家、示現流開祖・東郷
・奥義・『大日輪』
この世界のSKILL構造を理解したハークが新たに開発した刀技。踏み込んで、魔力を込めた刀を360度水平斬りすることで周囲を薙ぎ払う。新開発した大太刀と合わせれば、自分を中心に半径3メートルの周囲を完全に制圧することも可能。本来は対集団戦で威力を発揮する。武器を完全に振り切る関係上、躱されれば大きな隙を相手に晒すことになるが、大太刀のリーチにより後ろに躱されるのであれば問題ないと思われる。大太刀の切れ味と相まって消費魔力の割に威力が高い。
・一刀流抜刀術奥義・『
ハークが『連撃』を参考に新開発し、ぶっつけ本番で習得したSKILL。その名の通り抜刀術、つまりは居合斬りであるが、抜刀の際に刀だけでなく鞘にも魔力を流し、鞘の内部で爆発を起こし、その反動を利用して剣速、及び斬撃力を大幅に向上させる技である。無論、無茶な使用法であり、本来であれば刀と鞘へのダメージは計り知れず、双方砕け散ることになりかねないが、刀と鞘を魔力で包むことでコーティングし、この問題をクリアしつつ更に威力の向上に役立てている。また、技の発動、抜刀から攻撃、そして元に戻すかのように納刀という一連の動作をSKILLの流れ自体に組み込んでいる。これにより、構えから「一刀流抜刀術奥義」の言で発動、攻撃からの流れる動きで納刀と同時に「『神風』」の言でシメる、という、技名を発声している最中に攻撃が完了している、この世界では変則的な戦闘SKILLとなるばかりか、技が完結した瞬間にまた同じ技を放つことが出来る体勢に戻るため、1対1で相手を正面に捉え続ける限り隙が全く存在しない効果も生む。
その剣速は速度に於いて『一つの極致』に達しており、前世の世界に於いて、人間の関節構造上最速を優に超克、ステータスの恩恵を受けた今世の世界だからこそ実現できた剣閃となった。ハークはこの技を『一つの完成形』『限界を乗り越えた一撃』と評している。
ただし、ハークの体格上の問題、つまりは現在の腕の長さ故に大太刀『斬魔刀』では使うことが出来ず、それよりもリーチの短い剛刀でのみ使用可能である。その為、単体攻撃用、並びに、対人専用SKILLとも言える。
・秘剣・『山津波』
虎丸の『
・奥義・『
背面の重要可動支点と武器の柄先に魔力の塊を形成し、一斉に爆破。その反動で得た瞬間速度に乗せて腰・肩・肘・手首の連動を行いつつ回転をつけて必殺の突きを繰り出すSKILL。ジョゼフ戦で経験した『瞬動』に、『剛撃』『連撃』と更にハークのアイデアを組み合わせた正に妙技。
前世であればどんな名刀でもこのような使い方をすれば一撃で使用不能と化すであろうが、この世界では武器を魔力でコーディングすることにより刃の保護を行うことが可能であるために、前世では絶対に使用すら不可能であるこの技も実現可能となる。正にこの世界ならではの技でありSKILL。前世では有り得ない刀技の動きであるだけに、流石のハークも習得するのにかなりの時間を要することになった。完全な対個人戦用の攻撃であり、腕の短さ故に一刀流抜刀術奥義・『神風』が実質剛刀専用技であることを受けて、大太刀『斬魔刀』でも使える技として開発した。示現流・奥義・『断岩』の圧倒的破壊力には流石に敵うべくもないが、攻撃力だけであるなら『神風』や『大日輪』に大きく勝り、消費魔力効率も良い。
・『
火魔法系統の初級、中級魔法を全て使用することが出来るSKILL。習得した中級魔法までに限り、自由自在に操ることが出来、術の規模、威力共に消費魔力量によって調整が可能。あくまでも中級までだが、火魔法は威力に特に優れ、花形魔法とも呼ばれる。因みに中級には回復速度を爆発的に高める魔法『
・『
水魔法系統の初級魔法。攻撃魔法とは銘打たれているものの、実際の攻撃力は皆無に等しく、勢い良く水を放射して怯ませる程度の効果しかない。因みに飲料水としても使用可能。その為、生活魔法とも揶揄されることもある。水系統の魔法は、他系統の魔法のようにそのまま放っても効果の無い、或いは薄いものが多く、『水魔法使いは創意工夫が命』などとはこの世界ではよく言われる言葉である。
・『
回復魔法。水系統の魔法であり、水を物質変換して傷を埋めるように治療する。魔力効率は非常に悪い。が、ある程度以上の魔法力の持ち主であれば部位欠損すら治すことが可能。現在のハークであれば、指の一、二本程度であればMP満タン状態から全てを使い切ることで、再生も出来るようになった。
『
土魔法系統の初級魔法。先の若干尖った無数の石弾を次々射出する魔法。同レベル帯同士の戦闘では牽制程度の威力しかないが、非常に回避し辛い。物理的に形成された石弾をぶつけるため、魔法SKILLでありながら完全な物理攻撃である。
『
風魔法系統の初級、中級魔法を全て使用することが出来るSKILL。中級までの風魔法を自由自在に操ることが出来、術の規模、威力共に消費魔力量によって調整が可能となる。風魔法は威力は低いが、攻撃を視認し難く、隠匿性の高い攻撃が多い。また、速度向上や空中機動変化用の魔法が中級以上にはあり、更に上級になれば高威力の攻撃魔法SKILLも習得できる。所謂万能属性。
・『
雷魔法系統の初級魔法。電撃を纏わせた身体の一部で相手に触れ、一時的に痺れさせる戦闘用魔法SKILL。基本的には手の平に発動させるが、熟練すれば他の箇所でも自由に発動させることも可能。注ぎ込む魔力の量を調整できるようになれば、逆に
・『
氷魔法系統の初級魔法。鋭い刃を備えた氷の塊をまるで散弾のように撃ち出す魔法。同レベル帯では牽制程度の威力しかないが、一度にすべてを射出せず次々に形成した氷の飛礫を連続で放つため、無傷では凌ぎ難い。魔法SKILLでありながら完全な物理攻撃でもある。
・『精霊視』
この世界の大気中に存在する魔法の力を生む存在、精霊を視ることが出来得るSKILL。エルフ族の素質を持った者しか取得できない、非常に珍しい先天性SKILL。精霊の動きを見ることで危険を察知したり、敵がどんな魔法を発動させようとしているかの予兆を掴むことが可能な有用性を持つ。更にエルフ族秘伝の
総評
コーノ戦以来の複数レベルアップを果たし、大台であるレベル25を超えて26に達した。精神力値以外の防御能力系数値は低いが、魔布などの装備品により大分改善されている。攻撃力関係に関しては、剣戟戦による近接戦闘能力の破格さは最早言うに及ばず、『
因みにではあるが、人間の魔法専門職でも複数の『達者』SKILLを習得できるのはレベル30からが普通であり、魔法への適性能力が高いエルフ族であっても25からが習得の目途が立つと言われている。特筆すべきはハークが2つ目の『達者』SKILLを習得したのはレベル24時であり、いくらヴィラデルの献身的とも言える指導があったとはいえ、彼の底知れぬ魔法の才覚を感じさせる。
今回、新たに奥義・『朧穿』が完成。これにより、一撃必殺の一方で使い勝手最悪の『断岩』、対集団戦や身体の大きい魔物相手に蹴散らすような使い方の出来る『大日輪』、遠距離専用剣戟攻撃『山津波』、威力充分な即時発動可能のカウンター技ではあるが『斬魔刀』では使用出来ない『神風』、そして今回の、即時発動可能にして威力とリーチの面で『神風』すら凌ぐべく半年間じっくりと開発し完成させた『朧穿』と、現時点でハークが考え得る全状況に、その都度対応可能な刀技が揃ったことになる。
虎丸
種族:ビャッコ(精霊獣)
性別:なし(精霊獣になった際に性別の概念が消えた。元々の性別は実はメス)
LV:40
攻撃力:161
防御力:79
魔導力:41
速度能力:241
精神力:75
最大HP(最大耐久力):117
最大MP(最大魔法力):74
最大SP(最大持久力):109
SKILL
『
『
『
『
『
『ランペイジ・タイガー』
『鑑定』
『念話』
称号
ハーキュリースの守護精霊獣
功罪
なし
・『
大型の四足型魔獣種の一部が持つ特殊能力『
・『
フォレストタイガーのみが持つ特殊能力『
・『
ビャッコに進化した際に獲得した新SKILL。斬撃を飛ばす武術SKILL『
・『
フォレストタイガーの頃から持つSKILL。暗殺用SKILLのようなもので、隠れれば周囲に溶け込み見つかりにくくなり、その状態で敵に発見されずに初撃を与えられるとダメージボーナスを得られる。
・『
一部の魔物・魔獣種・龍種が使う大咆哮。主に威嚇の他、大音響による耳をつんざく効果、ヘイトを集めたり、恐慌を与えたりといった効果を対象に与えるが、龍種など能力が高くなると物理的な力を持つようになり、人間種など軽く吹き飛ばしたりできるようになる。
・『ランペイジ・タイガー』
ハークの新刀技開発中の修練にいつもの如く付き合っていたら、習得出来てしまったSKILL。最高速度まで到達しつつ前足の爪を突き出しながら高速回転し突撃する。かなりの荒業と言えるが、使用者がスピードの申し子たる虎丸である以上、事実上ほぼ回避不能かつ一切合切を穿ち貫く超威力高性能SKILLである。技の名付け親はアルティナことテルセウス。元ネタは赤髭卿の数ある必殺技の一つ『ドラゴン・レイド』から。
・『鑑定』
相手のレベルを瞬時に読むことが出来るSKILL。更に時間をかけて対象者を凝視すれば、ステータス、所持SKILL、称号や功罪、さらには現在のHP、MP、SPまで看破出来るようになる。その為、戦闘には非常に有効なSKILLであり、『鑑定』SKILL持ちにブラフは通用しない程である。が、取得条件が非常に困難で、人間種全体で見ても取得者は僅か。
・『念話』
喉の構造から言葉を発することの出来ぬ魔物、魔獣種、龍種が意思疎通を行う際に使用するSKILL。ある程度の高度な頭脳を持っていなければ意味は無く、そういう意味でもある程度以上の上位種でなければ扱うことは出来ない。水中を始め、発声不能な状況でも会話可能であり、『念話』SKILL持ちであっても基本的には他人の会話内容を盗み聞くことは出来ないため、実はかなりの有用SKILL。ただし、『鑑定』SKILL並みに取得条件は困難で、亜人種にはそれなりに居るが、人族での習得者は少ない。『念話』可能距離は通常100メートル程度。熟練者は1キロメートルまで届くが、対象者の位置を正確に掴んでいなければならない。尚、受け手側の精神値が高ければ、煩い場合や煩わしい場合に遮断することも可能。
総評
SKILL構成は全く変化無いが、半年ぶりのレベルアップにより遂にレベル40に達した。元々、虎丸は格の高い精霊獣であるが故に、ステータスの基本数値が非常に高い。優秀且つ鋭敏な五感も手伝い、実際の戦闘能力はレベル45の相手とも充分に渡り合えることだろう。
主たるハークが様々な近接戦闘用の刀技や、遠距離戦用の魔法を次々修得したが為に、両者間の連携能力は増々向上している。今後、十二分に披露されることになるであろう。
スウェシア
愛称:シア
種族:ジャイアントハーフ
性別:女
クラス:『
LV:30
攻撃力:98(大槌+27)
防御力:98(鎧+18)
魔導力:32
速度能力:68(大槌-15)(鎧-15)
精神力:60
最大HP(最大耐久力):117
最大MP(最大魔法力):49
最大SP(最大持久力):113
SKILL
『剛撃』
『連撃』
『剛乱撃』
『剛連撃』
称号
古都の武具職人
功罪
なし
・『剛撃』
武器に魔力を込めて攻撃することで威力を高めるSKILL。武術SKILLとしては単純なもので全ての戦士系クラスが最初に取得する。実は隠れた利点として、魔力でコーティングすることで一時的に武器の強度を高めているのだが、これに気付いているものはベテランでも少ない。
・『連撃』
武器に魔力を込め、その直ぐ後ろで噴射装置の如く魔力を爆破し、攻撃速度を飛躍的に向上させるSKILL。使用し続ける時間と攻撃回数によって消費魔力が変わる。これも『剛撃』と同じ隠れた利点を持つが、やはり気付いているものはごく少数。
・『剛乱撃』
『剛連撃』と非常に酷似したSKILL。ある意味劣化版とも言える。このSKILLは攻撃力と攻撃速度はそのままにコントロールをある程度手放しており、それが消費MP軽減に役立っている。それ故に精密な攻撃は出来なくなっており、ランダム、または決まった攻撃に近くなる。
・『剛連撃』
名の通り『剛撃』と『連撃』を組み合わせたような武術SKILL。魔力を武器に込めて攻撃力を向上させた状態で『連撃』並みの速度で連続攻撃を仕掛ける。複合SKILLであるために消費魔力は高く、使用し続ける時間によって加速度的に増していく。最低でもレベル30にまで達した猛者にしか習得できないと言われており、強者の登竜門SKILLとも呼ばれる。が、シアは特訓の末にレベル29にて習得している。
総評
相変わらず鍛冶仕事に忙しいが、毎日が充実しているらしい。週末にはハーク達と共に街の外へと赴き気分転換を行っているのも相変わらず。
そんな生活の中で何とレベル30にまで到達した。ただし、これ以上のレベルアップは、古都ソーディアンの地では望めないだろう。いくら虎丸による超効率の狩りを繰り返したとて、次は何年後になるか判らないほどだ。
習得に向け修行中の『瞬動』は真似事くらいは出来るようになったが、成功率は低くSKILL定着は未だしていない。速度能力の数値が僅かに足りないようで、師匠筋にあたるジョゼフと同じくレベル31までは習得出来ないようだ。
シン
種族:ヒューマン
性別:男
クラス:『
LV:28
攻撃力:70(小太刀+45)
防御力:69(盾+10)(鎧+11)
魔導力:57
速度能力:65(小太刀-6)(盾-8)(鎧-10)
精神力:58
最大HP(最大耐久力):72
最大MP(最大魔法力):63
最大SP(最大持久力):70
SKILL
『剛撃』
『連撃』
『
称号
サイデ村の守護者
功罪
なし
・『剛撃』
武器に魔力を込めて攻撃することで威力を高めるSKILL。武術SKILLとしては単純なもので全ての戦士系クラスが最初に取得する。実は隠れた利点として、魔力でコーティングすることで一時的に武器の強度を高めているのだが、これに気付いているものはベテランでも少ない。
・『連撃』
武器に魔力を込め、その直ぐ後ろで噴射装置の如く魔力を爆破し、攻撃速度を飛躍的に向上させるSKILL。使用し続ける時間と攻撃回数によって消費魔力が変わる。これも『剛撃』と同じ隠れた利点を持つが、やはり気付いているものはごく少数。
・『
盾を魔力で包みつつ打撃攻撃を行う攻撃。本来は敵との間合いを離す為に使うことが多いが、単純な打撃力を活かすことも出来、相手の強力な攻撃SKILLを弾くなど、カウンターでの使い方も熟練者であれば可能となる。
総評
第12話から第13話の間にレベルが更に2上昇している。言わずもがな、効率優先の虎丸の五感を最大限に活かした週末の狩りのお陰である。また、完全にコツを掴んだようで、刀の習熟に伴う付加値も5増えて何とプラス45にまで達した。更に寄宿学校で同室のドノヴァンに教わって盾の近接SKILLである『
奥義・『大日輪』も習得可能な領域にまで踏み込んで来たのだが、別れの時は迫りつつある。
テルセウス
本名:アルティナ=フェイク=バレソン=ディーナ=モーデル
性別:女
種族:ヒューマン
クラス:『
LV:25
攻撃力:57(小太刀+31)
防御力:56(小盾+5)(軽鎧+5)
魔導力:66(小盾+5)
速度能力:54(小太刀-6)(小盾-6)(軽鎧-5)
精神力:59
最大HP(最大耐久力):61
最大MP(最大魔法力):66
最大SP(最大持久力):55
SKILL
『
『
『
『
『
『
『剛撃』
称号
大商人の子(モーデル王国第二王女、モーデル王国王位継承権資格者)
功罪
なし
・『
土魔法系統の初級魔法を全て使うことが出来るSKILL。習得した初級魔法に限り、自由自在に操ることが出来、術の規模、威力共に消費魔力量によって調整が可能となる。とは言っても、戦いに使用出来るような魔法は小石を飛ばす『
・『
土魔法系統の中級魔法。草木を魔法力の続く限り意のままに急速成長させたり、操作したり、或いは熟成、そして枯死させることの出来る魔法SKILL。一応、戦闘用魔法に分類されてはいるが、使い方次第で様々な利用法が考えられ、生活魔法と捉えている者も少なくない。
・『
土魔法系統の中級魔法。その名の通り敵の足元の岩塊を突然隆起させ攻撃する物理系の攻撃魔法。同じような効果を持つ魔法に氷の中級魔法『
・『
岩塊を形成し、岩の盾とする魔法。『
・『
雷魔法系統の初級魔法を全て使用することが出来るSKILL。習得した初期魔法に限り、自由自在に操ることが出来、術の規模、威力共に消費魔力量によって調整が可能となる。雷魔法は特に速度に優れ、発動してからの回避行動では間に合わぬほどである。防御行動も知識が有る無しで対処結果が別れる、使用者側にしてみれば攻撃偏重型の便利属性。それ故、補助の系譜に属する魔法は中級、上級になっても少ない。
・『
その名の通り、電撃の鞭を創り出しそれで対象を攻撃する魔法。襲い掛かる電撃鞭は上級者であれば自由自在に操作することが可能。雷魔法故に処理を施していない防具では役に立たず、リーチも長ければ欠点らしい欠点も無い為、相手にする場合は要注意魔法ともなる。
・『剛撃』
武器に魔力を込めて攻撃することで威力を高めるSKILL。武術SKILLとしては単純なもので全ての戦士系クラスが最初に取得する。実は隠れた利点として、魔力でコーティングすることで一時的に武器の強度を高めているのだが、これに気付いているものはベテランでも少ない。
総評
超効率の地獄の特訓によりレベル2上昇して25となり、当初のソーディアンでの目標を達成した。それだけでなく中級魔法を計4種も習得し、現在5種目の『
小太刀の攻撃力付加値もプラス31とハーク装備時の半分以上にまで到達した。相手にしてみれば、魔法をくぐり抜けて近付けたとしても、尚高い攻撃力を発揮出来る魔法職とも考えることが出来る。
アルテオ
本名:リィズ=オルレオン=ワレンシュタイン
性別:女
種族:ヒューマン
クラス:『
LV:27
攻撃力:70(長巻+46)
防御力:68(長巻+3)(軽鎧+5)
魔導力:54
速度能力:66(長巻-17)(軽鎧-5)
精神力:60
最大HP(最大耐久力):71
最大MP(最大魔法力):65
最大SP(最大持久力):75
SKILL
『剛撃』
『連撃』
称号
テルセウスの従者(アルティナの友、ワレンシュタインの姫、獣人達の姫)
功罪
なし
・『剛撃』
武器に魔力を込めて攻撃することで威力を高めるSKILL。武術SKILLとしては単純なもので全ての戦士系クラスが最初に取得する。実は隠れた利点として、魔力でコーティングすることで一時的に武器の強度を高めているのだが、これに気付いているものはベテランでも少ない。
・『連撃』
武器に魔力を込め、その直ぐ後ろで噴射装置の如く魔力を爆破し、攻撃速度を飛躍的に向上させるSKILL。使用し続ける時間と攻撃回数によって消費魔力が変わる。これも『剛撃』と同じ隠れた利点を持つが、やはり気付いているものはごく少数。
総評
テルセウスと同じく、地獄の特訓により2レベル上昇、27に到達した。長巻の攻撃力付加値も前回よりさらに上昇したが、シンの小太刀よりも長巻の方が扱いが難しいが故か、ほんの少し差が開き始めている。さりとて奥義・『大日輪』はシンと同じく習得間近のようである。
余談だが、ハークの刀技SKILLを難易度が低い順から並べると、『大日輪』、『朧穿』、『神風』、『山津波』、『断岩』となる。『大日輪』と『朧穿』はレベルの上昇と共に刀の技術を磨けば、この世界の普通の人間でも時間さえかけてハークが教え込めば、習得出来るかもしれないが、それ以上は刀剣に対する特殊な才能を有した上で尚、10年以上の修練に別の特殊な才覚が必要である。
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