ポッメポメにしてやんよ (上鳥居 ネコミュー)

上鳥居 と ネコミュー

プロローグ

朝、目を覚ます。




カーテン越しに射し込む朝日が眩しい。




私は、何時も通りにテレビで朝のニュースをチェックした。






リポーターが叫んでいる。


「皆さん、家からはけして出ないで下さい。




大変危険です。




繰り返します、


家からはけして出ないで下さい。」






なんのこっちゃ?と私は、カーテンを開けて外を見た。









そうか、キャンキャン五月蝿かったのは、


こいつらのせいだったんだと分かった。






ポメラニアンが人を襲っていたのだった。




一体、何が起きているんだ!?



そして、政府は異例の放送規制解除を行った。






世界中で起きている、ポメラニアン被害をありのまま伝えたのだった。






既に、ぷよ中国、ぷよロシア、ぷよ韓国、ぷよインド、ぷよアフリカ、ぷよEU等が壊滅状態にあった。






島国はポメラニアンの進行が遅かった。






これは、人を襲うポメラニアンが日中の太陽が出ている間しか活動しなかった事が要因だろうと考えられる。








もっと早く、始めに襲われた国々が世界に公表していたら、被害をもっと抑えられていただろう。






でも、言えなかったのだ、ポメラニアンに我が国は滅ぼされているなどと。






恥ずかしくて世界に助けを求められなかったのだった。






そして、ぷよ日本にはポメラニアンを倒す武器が無かった…ぷよアメリカの様に家庭に銃など無かった。






どうする?






ぷよ日本!?

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