ゲームじゃないから、フリーダム。

 何かのゲームの、付属サービスじゃない。

 これは描き手にとっても、商業PBWに飽きたプレイヤーにとっても素晴らしいことだと思います。自由に創作できますから。


 商業PBWが衰退した理由は、だいたい以下の三つに集約されます。


1)ゲームソフトのような、練り込まれた物語や魅力的なキャラクターを持たない。


2)ゲームソフトのように、誰でもいつでも気軽に遊べない。ひとりプレイ不可。

(Flashで遊べるミニゲームを置いてるところも、2020年末で終了に)


3)人間のゲームマスターがいるのに、テーブルトークRPGほど柔軟性がない。


 ゲームソフトのRPGと、テーブルトークRPG、両者の良いとこ取りではなくて。「ゲームソフトみたいに、柔軟性の無いシナリオ」と「TRPGみたいに、特定の日時に長時間拘束される」。結果的に両者の悪いところを集めてしまいました。これだけ退屈なゲームとなると、設定を覚えるのは誰にとっても苦痛です。


 小説を自分で書ける人は、シナリオ参加せず自分で書く方が楽しい。

 絵を書く人は、ゲームの設定に囚われず好きなものを描けばいい。

 面白いアイデアを持つ人は、PBWでは「公式設定至上主義者」にせっかくの名案を潰されがちなので。商業PBWから距離を置いた方が幸せになれます。


 では、特に創作意欲の無い普通の人はどうか。

 文章を書く、絵を描くなどスキルをお持ちの方なら、SkebなりSKIMAなりでリクエストを受ければ良いと思います。Twitterなどでの告知も合わせて。


 スキルの無い人は…個人的な宣伝ですみませんが。

 PBWやテーブルトークRPGのようにプロフィールを決めて、キャラを用意しておくだけで。

 そのキャラクターが「役者」になり、こんなお話に出演しませんか?とオファーが来る「なりきり×小説(仮)」なる遊びを私が考えております。


 まずは、拙作小説「勇者になりきれ!」を原作として。当面の間無償でテストしていこうと思います。アベンジャーズやスパロボみたいな、クロスオーバーものです。

 原作世界の設定に縛られる弊害を避けるために、パラレルワールドも有りの方向で考えています。これも、アメコミの世界にはよくありますね。

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