「いただきます。」






家族の食事の時間、旦那はあまり話をしない、


気にならないとか、気にしないとかではなく、ちゃんと気遣ってくれているのに物静かだ。






何時も私たちを見守ってくれているのが、居ない時にまで伝わってくる。






旦那は知り合った頃から、夫の様な接し方をしてくれて居た気がする。




大らかで人当たりの良い、


そして、少し不器用な所も有るけど、安心出来る。






本当に大黒柱の様な人。






旦那は元気の食事の世話をして、その後お風呂に入れてくれた。






私は元気をバスタオルで拭いて、パジャマに着替えさせ、寝かしつける。






昔話や子守唄、色々な方法で元気を眠らせる。




時には旦那と一緒に子守唄を聞かせる事もある、


軽い合唱状態できっと眠りにくいだろう、


それでも寝付いてくれるのは睡魔に負けてしまうだけなんだと思う。






そう言えば、旦那と結婚し始めの頃、眠っている私に子守唄を歌ってくれてた事があって。




「うーん、眠れない。」






と言って起きて、止めさせた事が何度かあったのを思い出す。

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