守らない

守らないから標識がある。

標識なんて知ったこっちゃない、と言う人がいる。

初心は忘れてしまう、人間。


性悪説で言うならば、教育や経験で精神を改善させていく。

根本がどうのこうのより、育つ環境を考えていく。

標識は環境の1つである。


守らないのは、心にある台風が静かな環境を荒らしてしまう。

台風は、何回も発生する。+-の感情が入り乱れる。

乱れた環境は、容易に修復ができない。

そこで、こうしましょうと標識が人を誘導する。

人は各自の判断で生きてきた、と錯覚に陥る。

でも、実は何かの導きで生かされている。


生かされていること<己の単純な都合で「守らない」に踏み切る愚かな生物を知る。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る