プロローグ

俺・鍵山樹かぎやまいつき有末桃香あきばももか。そして、榛原はいばらまなかは同じマンションに住む、いわゆる幼なじみというヤツだ。




桃香はおさげが可愛い家庭科部員で成績優秀。4月からは地元でも最難関の高校に進学する。


そしてまなかは背の高いショートカットで、女子陸上部のエース。全国大会にも出場した。4月からはスポーツ推薦で陸上部の強い高校に進学する。




中学校の卒業式当日、俺は桃香に告白した。そして、まなかに告白された。結果俺は、桃香にフラれ、まなかをフッた。


・・・正直、まなかには悪いことしたかな。「樹は桃香のことが好きなのはわかったけど、私は絶対に樹のこと諦めないから」って言っていたし。しかし、「樹くんはタイプじゃないから・・・ゴメン!」って桃香に言われたのはショックだったな。




そして4月、俺たち3人はそれぞれ、別々の高校に進学する――――――――――。

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