見える景色

@T2K44

第1話


小説ってどんなものか分からない

ただ自分の思っていた事考えていた事を書いてみたい読んでもらってみたい そんな気持ちで今書いています


大人になると空を眺める時間が減るってよく聞くが、まさにその通りだなって思う。

見ようと思えばいつでも見れるのに当たり前にあるものだから見ようとすらしない

俺は去年自分の犯した罪のせいで

その当たり前の空すら見れなくなった

全く見えないわけではなかった

けど、いつも錆びた鉄格子が視界を邪魔して

視界いっぱいに空を見る事ができなかった

自分の責任だし自分のやってしまった事だし全ては自分が悪いと思ってはいるけど

空をまともに見る事すらできない自分の

無力さにそこで初めて気づいた気がする

社会に戻ったら当たり前を当たり前と思わずに生きていくと心に誓ってはいたが

当たり前に空を眺める事ができてしまうことに何も思わずに今毎日生活している

この自由な環境でどこまで自分自身に言い聞かせて継続させていけるか

俺はまだ人間として底辺なままなのかな。


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