第3話 夜中の電話
もえか「ねぇ、今日会える?」
とおる「んー、今日は難しいね」
もえか「そっか。じゃあ夜電話してね」
とおる「うん」
もえか「ねぇ」
とおる「うん?」
もえか「あ、やっぱなんでもない」
とおる「そっか」
もえか「うん。じゃあ仕事頑張ってね」
とおる「うん、ありがとう」
もえかは、とおると別れたあと
レンタルビデオ店に行って一つビデオを
借りた
『いくつもの愛のかたち』
もえか「このビデオって10年前の作品だ。
へー、タイトルが気になって
借りてみたけど面白いかな?」
アパートに帰って部屋を暗くしたまま
ビデオを見始めた。
もえか「へー、意外と面白いかも。
今度とおると一緒に見ようかな」
時計を見ると夜中の12時を過ぎていた。
もえか「とおるから電話ないや。
仕事忙しいのかな?」
もえかはとおるに電話をかけてみたが
とおるは電話に出なかった。
もえか「やっぱり忙しいみたい。
今日はもう遅いから寝ようかな」
テレビの電源を消して、もえかは
眠りについた。
もえかが寝た15分後に、とおるから電話が
あったが、もえかは電話に気づかなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます