ソロプレイヤーの俺とギルドマスターの会長

虎山 凛也

プロローグ

俺は大学一年生ゲーム研究会所属の八幡 幸樹、いわゆるコミュ障だ。ゲームの中ではLuckというユーザー名を使っている。基本、俺はソロプレイをしている。職業は一番ソロプレイに向いた魔法剣士だ、そしてビルドもソロ向きの攻撃、補助のバランス型。もちろんどこのギルドにも入ってない。

 そして彼女が、、、このゲーム研究会会長でもあり大手のギルドマスターの高原 千夏先輩、大学内ではとても可愛い二年生としてかなり有名、ゲーム内ではReryというユーザー名を使っている。彼女の職業は賢者、協力プレイ用の職業といっても過言ではない、しかも彼女は攻撃魔法よりも補助魔法重視のビルドだ。しかし彼女のこと見てさらにおかしいとおもうのは、そのコミュ力だ、ゲーム内、現実かかわらフレンド(友達)がとても多い。何故こんなにフレンドが多いのかがわからない。

 そんな中、俺は彼女のパーティ入ることを強要されているのだ。

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