ようこそ妄想倶楽部へ

@Nightmare1976

第1話 妄想倶楽部

私は三流大学を卒業して、そこそこの会社に勤めています。毎日、会社との往復で時を過ごしています。特に彼女もいないので、休みの日は、家でユーチューブを見て過ごしている。


先日、会社の飲み会がありました。私はそこまでアルコールが強くないので、二次会に参加せず、一次会で終了しました。繁華街で飲んでいたこともあり、酔い冷ましも兼ねて、繁華街を散歩することにした。


30分ぐらいだろうか、歩いていると迷ってしました。明日も休みだしさらに歩き続けると、怪しげな電球の光が見えた。気になり近づくと


「妄想倶楽部」


と書いてあり、他には


「あなたを妄想の世界へ案内します」


とも書いてあります。藤子不二雄の漫画であったようなキャッチコピー。とても気になる店だ。ボッタクリに合う危険性も感じた。

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