第2話 この世の果てに

ここはこの世の果てだよ。何も見えないだろう?


聞こえるかい、小鳥の声が。


聞こえるかい私の永遠の言葉が。


君を愛している。


愛している。


頭のてっぺんからつま先まで。



ここは古い時間が織りなす、古い時代。



物語をつむぐのは、私と君。



はるかな故郷の山を越え、雲の谷間を抜け、星々の向こう側へ。

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