第679話 モニ系おまけ劇場『羨ましくない』

Pちゃん「つまり、本物の私は《海龍》にいて、地下施設どころか北ベイス島にも来ていなかったのです」

ミール「カイトさんがモノローグで度々言っていた「Pちゃんがコントロールしている事になっている」というのは「Pちゃんが動けないのはミニPちゃんをコントロールしているからだよーん」と敵捕虜やスパイにさりげなく聞かせるための偽情報だったのですね」

Pちゃん「そうです。動けない私は、実はミクさんが変装していたのです」

ミール「じゃあ、羨ましがることもなかったのですね。カイトさんにお姫様抱っこされていたのは、Pちゃんではなかったのだから」

Pちゃん「あれ? ミクさんがお姫様抱っこされていた事は、羨ましくないのですか?」

ミール「羨ましくありません。だってカイトさんは、ミクちゃんを女ではなく小動物として見ていますから」

Pちゃん「なるほど。彼氏が犬猫を可愛がっていても、一々嫉妬はしませんからね」


ミク「誰が犬猫よ! 出でよ式神!」


ミール「きゃあ! ミクちゃんが怒ってアクロを召喚したわ」

Pちゃん「逃げましょう」

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