第286話 モニ系おまけ劇場『しまったあ!』

ミール「なんで趙麗華はこんな意地悪するのでしょうね? なんかPちゃんと行動パターンが似ているような」

Pちゃん「失礼な! 私のどこが」

ミール「最初に出会ったころ、カイトさんがまるで変質者のような印象をあたしに植え付けようとしていたじゃないですか」

Pちゃん「そんな事ありましたっけ?」

ミール「ロボットのくせに忘れたんですか?」

Pちゃん「ロボットじゃないよ。アンドロイドだよ」

ミール「あーる君の真似して誤魔化さない。カイトさんに襲われないように気を付けろとか、助手席に座るとセクハラされるとか、夜這いされるから鍵かけろとか言ってあたしを脅かしてましたね」

Pちゃん「仕方ありません。私はご主人様に他の女が近づかないようにプログラムされていたのですからら」

ミール「例の虫除けプログラムですね。ところでもう一つ気になるのですが、白龍さんは『僕も、この女を嫌いになる事にしよう』とモノローグで言っていたけど、この後仲直りするのでしょうか?」

Pちゃん「なぜ、仲直りすると思うのですか?」

ミール「だって、嫌いな女と同じ名前を自分の娘につけますかね?」

Pちゃん「それは分かりません。実は作者は後になってからその事に気が付いて『しまったあ!』と絶叫していたのですから」

ミール「あらま」

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