第229話 モニ系おまけ劇場 フェイクニュース
Pちゃん「話が歪んで伝わっていますね。取引先で挨拶一つできずに倒れるようなコミュ障で、PCに猫耳娘のエロ画像を集める変態ケモナーで、好きな女性に『好き』だと言えないヘタレなご主人様のどこが勇者ですか?」
ミール「Pちゃん! どうして、カイトさんの事をそう悪く言うんですか? あなたがどう言おうと、あたしにとってカイトさんは勇者です」
Pちゃん「ミールさん。それは『あばたもえくぼ』というものです。惚れてしまうと欠点まで好ましく見えるのですよ」
ミール「そんな事ありません」
Pちゃん「ミールさんがご主人様に惚れたのだって、吊り橋効果による勘違いです。ご主人様にお姫様抱っこされた状態でジャンプされた時の緊張感を恋と誤解したのですよ」
ミール「そんな事ありません」
Pちゃん「それにしても、ダサエフ中隊をご主人様一人で殲滅したなんてデマどこから出てきたのでしょうね? ミールさんが広めたのですか?」
ミール「あたしじゃありませんよ。でも、確かにカイトさん一人でやったわけじゃないですよね。ダサエフ中隊戦死者で一番多いのはキラの暴走を含めた同士討ちで、二番目に多く殺したのはあたしで、カイトさんの殺害数は三番目です。誰が噂を広めたのでしょう?」
エシャー「エ? ソウタダッノ? アタシ、カイトガ、全部ヤッタト、思テタ」
ミール、Pちゃん「「お前かい!」」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます