頁004 他人の文章を読むこと

 どのあたりでやらかしがあったのかわかりませんが、実にあの、(ちょっとだけ、うかつな)絵描き屋にall尻ぬぐいをやらせている感のあるステマ騒動が話題ですが、皆様いかがお過ごしですか?私は広告マンガ好きなので(チラチラ動くということがないですし!)これで委縮するような空気になったら残念だな~と思ってます。


 そんな最悪のマクラから出てくる話題は、私のディズニー作品の中で、今一番ホットな作品です。『リメンバー・ミー(2017年)』! ラテンな音楽がすごくよかったのと、死者と現世の設定(というか思想)が日本のお盆と酷似していたためにすんなりお話に入っていけましたところがよかったです。お手本みたいな構成のしっかりさも、あんがい嫌味がなくて、楽しめました。めっちゃおすすめです!


 さて今日は、私同様、小説家未満の方のテキストを三本読みました。偶然ですが、初心者、ベテランでなろうの中堅選手(ざっくりした表現)、ベテランで独自の気風のある方、と三種揃ったので変に張り切ってしまって一日仕事で感想を書きました。もっとコンスタントにやらないとだめですね……。あっちもさぞやくたびれたことでしょう。とほほ。


 読んで、感想を書く、そこで様々なことを指摘させていただく、のような作業は、やりながら自分の作品をも見つめなおすことになります。もっと余裕ができたらまたやってみたいですが、そんな時間が取れるかしらん。


 しかし客観的に見るクセがついていないと、なかなか(自分の)作品の欠点は見えてこないものなので、自作をどうやって冷静に掘るか……。一晩置く、は基本ですが、私はテキストエディタでそのまま書いてから別の場所に置いてみる、とかをよくやります。保存を兼ねて、プライベッターさんとかにも。フォント変えるのも効果的。他人が書いたように見えるんでしょうかね?


 絵を見る、文を読むというのは鏡なのだと聞いたことがあります。跳ね返ってくるのはいつでも自分の中から生じた何かからの残響エコー

 きれいなものが返ってくるよう精進したいものですなあ。




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