階段のせせらぎ
ゆー
第1話プロローグ
僕は今、古びた鍵を右手に手にしている。鍵を見れば、手の握る部分の方には、丸の中にKと書かれていて、鍵の先端のほうは、いかにもファンタジーによくある宝箱を開けられそうな鍵の形をしている。こんないつ作られたのかもわからない上、一体何に使うのかもわからないような古びた鍵をどうしたら良いのか、僕はその場で立ち止まって頭の中で考えてしまう。僕はどうしたものかと迷いながらも、右手に手にした古びた一つの鍵を自分の右側のポッケの中に古びた鍵を入れる。その鍵が後になって、どんな意味を成すのかを知らずに、僕はゆっくりと階段を下っていく。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます