夕陽の詩


きみの孤独に寄り添うのが、

ただの自己満だけならいいのに。



そうすればきっと、なんの罪悪感も感じずにいられる。

明日の夕陽の話だけをしていられる。



きみに好かれたいと思う自分が、

こんなにもきみの孤独を浮き彫りにする。




欲も打算も全部、少し離れた所に置いておいて

オレンジ色に反射するきみのやさしさに、そっと寄り添っていたい。

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