『てんぐがぐでんぐでんにいうことにゃ』

やましん(テンパー)

『てんぐがぐでんぐでんにいうことにゃ』

《このおはなしは、フィクションです。このよとは、まったく、かんけいありません。》




 しょくん!


 しょくんは、てんぐというものを


 あまく、みておるな


 けしからん


 てんぐは、えらいから、てんぐである


 てんぐは、ちからがあるから、


 てんぐである


 てんぐは、すぐれているから

 

 てんぐである


 てんぐは、だれよりも


 ゆうしゅうであるから、てんぐである


 しょくんは


 てんぐなど、くうそうのさんぶつと


 たかをくくって、いるであろう


 とんでもないことである


 せかいの しどうしゃは


 みな、てんぐである


 こっかのしどうしゃ


 きぎょうの しどうしゃ


 かんちょうの しどうしゃ


 みな てんぐである


 そんけいされるべき てんぐなのだ!




  ************  👺 ************


 

 「こらあ~~おかみ~~~、だから、もっと、もってこおい!」


 「まあまあ、ほら、しんちゃん、もういいかげんにしときなさいに。いいたいひとにはいわせておけと、おじいさまもいっていました。」


 「そうじゃない。そうじゃないにい。この、この、この、こころざしが、なぜ、わからんに!」


 「はいはい。ほら、おとなりの、やましんさんなんか、酒場に来ても、いつもホットミルクと、ゆどうふだけ。みならいなさいな。」


 「こおんなのと、いっしょにするなあ!」


 「まあまあ。すみませんねぇ。あれてて。」


 「いえ、てんぐさんいちぞくには、はがたちませんです。はい。」


 「ほら、しんちゃん、はやく、くまらやまにおかえりなさい。」


 「まま、もう、いっぱいだ・け。💛」


 『がら! ちわー! からすてんぐタクシーです! てんぐのしんさまあ!』


 「ほら、おむかえがきた。はいはい。おかえりですよ~~~。」


 「じゃあ、また、あすね。まま、じゃね。ありがと。」


 「はい、おつかれさま。*********** やれやれ、うるさかったでしょう?やましんさん? てんぐそうかいで、かいちょう、くびになったらしいの。」


 「いえ。やましんは、このよの、おちこぼれです。もう、だめです。は~~~~~~~~~~~~~~も、ぐったり。まま、みるく、もういっぱい。おねがい。」


 「あらあらららあ、こっちも、もっと、やっかいだなあ・・・・・・・ミルクで、ようのかいな? はやく、おいかえそ。」   🍼🍶 



           

              👺  **************  おしまい















  ************   ************











 


 

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『てんぐがぐでんぐでんにいうことにゃ』 やましん(テンパー) @yamashin-2

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