第2話
「逆に君はどうなんだい」
「私は結構涙脆いよ」
「そうだったっけ?」
「あなたの前ではあまり泣いてないかもね」
「そうだね、僕は君が泣いてる姿があまり想像出来ないから」
「小説でも漫画でもドラマでも泣くよ」
「こっちこそ意外だ」
「そうかしら」
「一緒にドラマを見た時だって泣いてなかったじゃないか」
「結構我慢してたのよ」
「そうだったのか」
「恥ずかしいからね」
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