君はあなたは
Ley
第1話
「僕はきっと君と別れたら泣くと思う」
「何よ唐突に」
「いや、ふと思ってね」
「それは、意外だね 」
「なんでだい?」
「ほらあなた少し前のペットが死んだ時も泣いてなかったじゃない」
「それは……なんでだろう」
「あなた、お葬式出たことある?」
「あるね、祖父母と曾祖母」
「あらそう。その時は?」
「祖父の時は君もいたけど、その他も泣いてないね」
「そうよね、泣いてる姿を見た事ないよ」
「そうかな?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます