第5話 漫画家の年収……
「じゃ、他に何か問題でも有るの……」
「あ、有りまくりですよ…… 僕は姫のファンなので、よく知っていますけど……
姫は僕の事は何も知らないでしょ」
収入とか……
「え、何……❓❓
まさか、一平ッて…… ゲイなの」
「べ、別にゲイじゃありませんけど……」
そう言う問題じゃない。
「
「い、いえ…… あの僕は是非とも姫と結婚したいンですけど……
僕は……、そのォ~、売れない漫画家ですよ」
売れない漫画家の年収なんて知らないだろう。
たぶん僕の年収を言ったら驚くに違いない。あまりに少ないので……。
「あら、漫画家の先生は、セクシー女優と結婚しちゃいけないルールが有るの❓❓」
「な、ないですけど…… 僕は、そんな将来、有望な先生じゃないですし……」
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