初代本編 第6話 増援

リバイアの緻密(笑)な作戦で、魔界一の弓使いサクシュに接近したジョーカー。城の増援か来る前にサクシュを倒せるか?


 パレス東の森

ジョーカー「てめぇが変態の親玉か」

サクシュ「酒臭いんだよ、無職同然の傭兵野郎が!」

サクシュが短弓で速射

ディフェンダーを大盾に変形させ、矢を受け流しながら近付くジョーカー

サクシュ(こいつ、さっきの刀男よりさらに強い)

剣豪「さすが団長でござる」

巨漢「勝てるな」

剣豪「城なら何も来なければ…でござるが」


諸葛勤「そろそろ敵主力が出る。大岩を背にファランクスだ」

騎士「この程度の敵にか?」

プリン「勤ちゃんが言うんだ、ファランクスだよ!」

騎士「はっ」


サクシュ側近「ガラードナイツがファランクス?えらく慎重だな」


騎兵「魔王軍のバカどもwwwぱらりらぱらりら」

くノ一「どんどんぱふぱふ!」

魔王軍指揮官「怪しいやつめ!」


サクシュ側近(ガラードナイツは強いからみんな戦いたくないようだ)「あれ単なる挑発だからほっとけ!」


プリン「おかしい、本隊が来ないよ」

伝令「プリン様、諸葛様、お戻りください。本隊が攻撃を受けております」

プリン「エーッ!?」

伝令「パレスにユーザイとマウントが接近、本隊の指揮をとってください!」

諸葛勤「わかった、戻るぞ」

プリン「うん」


 パレス西の平原

十二魔将・算術士ユーザイ「ここに配置…完璧な計算だ」

十二魔将・黒騎士マウント「ほらほらほらほら!」

ユーザイ「待て!敵の弱点はもっと…」

マウント「うるさい、指図するんじゃないよ」

ユーザイ「俺の完璧な計算がぁ!」

マウント「アタシは行くよ、生きの良い魔法剣士を打ちのめしてやる!」

ユーザイ「ちょ、待て」

走り去るユーザイ

王国兵「助かったか?」

ユーザイ「ゆ、有罪!マウントめ俺の計算を無視するとは!代理の貴様らに刑を執行する」

王国兵「理不尽だ!」


 フロゲリオンパレス

見張り兵「ん、なんだあの黒い風は?」

軍曹「マウント将軍だ。これで傭兵どもも終わりだな」


 パレス東の森

サクシュ(影矢なら!)

ジョーカーの投げナイフ

サクシュの短弓を破壊

ジョーカー「ちっ、防いだか」

サクシュ(まずい)

ジョーカー(ん)

ジョーカーの目の前に高速の鞭攻撃

マウント「やるわね、不意討ちのつもりだったのに、下がりな」

サクシュ「借りといてやる」

リバイア「来たぉ、総員離脱、勤ちゃんたちと合流するぉ!アル中、あとよろしくwww」

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