第544話 カミラ、本来の姿に成長?する
どれだけ時間が経ったか分からないが、ようやくカミラの体の熱が収まり、股間の血は・・・・止まったようだ。
俺は浄化の魔法でカミラを綺麗にする。
先程まで汗でぐったりしていたからな。
暫くして・・・・
「旦那さま確認して?」
「旦那と呼ぶなって・・・・え?あんた誰?え?もしかしてカミラ?」
そこには小柄だが、成人女性が全裸で俺の目の前で横たわっていたからだ。
「私はカミラ。体中が痛い・・・・子宮も疼く。そして色々敏感。」
俺は何を見ているのだろう。
ここに横たわっている美少女・・・・まだ幼さの抜けきっていない・・・・が苦しそうな表情をしながら俺を見つめているからだ。
「いやどう考えてもおかしいだろう?どう見ても成人女性だぞ?胸も・・・・膨らんでいるし、下も・・・・薄いが毛が・・・・生えている。」
カミラ?は胸を触り、股間を触る。
「あん♪」
・・・・何だ今の艶やかな声は?
「さっきの装置で調べて?」
色々問題が・・・・だが調べぬわけにはいかないな。
「もう一度分娩台に運ぶ・・・・抱き上げても?」
「合体してもいい。」
「いや・・・・まあいい、触るぞ?」
俺はカミラ?の背中と太もも付近に手を入れ、持ち上げる。
う・・・・少し重い?と言っても女性、成人女性としては相当軽い方だろう。
俺は彼女を運び、看護師にエコーをしてもらう。
暫らく調べる3人。
「さっきまで股間から血が出ていた。士門調べて?」
その女性はああろう事か俺に股間を調べるように言ってくる。
「私がしましょうか?」
看護師さんが提案をしてくれたがカミラ・・・・だよな、が
「駄目!察して!」
何を察すれば・・・・
俺は仕方なく、彼女の股間を・・・・女性器を見る。まだ血があるな・・・・
「これで見やすくなった?」
彼女は自らの女性器を拡げて俺に全てを晒す。
見やすくなったが・・・・何で俺が?
・・・・
「これ以上は駄目だ、多分これ処女膜だろ?中を見るのはこれを傷つける事になる。」
「そう、分かった。それは後で旦那さまの逸物で破って。」
・・・・俺はどうしたら?
すると・・・・
「口田様、異常は無さそうです。」
「異常が・・・・無い?」
「ええ。身体的には、エコーを見る限り問題なさそうです。そして・・・・聴診器お借りします。ええと、カミラさんですか?体の中の音を聞き、異常が無いか確認しますので、ベッドに腰かけて下さい。」
「わかった。」
そして聴診器で色々調べているようだ。
前も後ろも。
「問題ないようです。ただ・・・・分かりませんが、彼女の身体にはその、ナノマシンと言うのが存在していて、成長を阻害していたのでしょうか?それが無くなり、何故か今までの成長が一気に彼女の身体にやって来たようですね。どういう仕組みかまるで見当もつきませんが。ですので、見た目は大人ですが、問題はこの子供から大人になったエネルギーがどこからやって来たのか、そして一気に成長をしたので、彼女の身体にどのような影響があるのかわからない、と言う事です。」
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