第457話 話は3年前にさかのぼる・・・・
俺達はダンジョンで、異変を調べていたのだが・・・・
結果はよく分からないが、ダンジョンの管理システム?に何者かが侵入し、防御プログラムが発動した事による自動プログラムの働きだったようだ。
すまん、さっぱりわからない。
そして、今俺達は外に出たのだが、空が赤い。
そして付け加えるならば、この紅い空の発現が、今回の異常事態につながってるのではないか?という事・・・・らしい。
ホムさん曰く
「本来ならこれほど簡単にシステムに侵入できない。何か関連があるはず。」
という事らしい・・・・
そして・・・・この異常事態は、3年ほどさかのぼった時点から始まったらしいが、それを俺達が知るのは随分と後の事。
・・・・
・・・
・・
・
3年前・・・・
「あー!どうしてまだこんなにあるのよ?何でこんなにキングが湧いちゃってるのよ?あー!!無かった事にならないかしら?これ以上ミスが見つかると、私の立場がつらいのよ?あ、またあの口田とか言うのに任そうかしら?中々勇者たんといちゃらぶにならないから、モノ申したい所だけど・・・・って?何かしらこのお知らせ・・・・?」
相変わらずミスってばかりの女神さん、久しぶりの登場です。
「え?誰か何か言った?気のせい?まあいいわ・・・・えっと何?メール?どれどれ・・・??”ミスの多い貴女に、頑張ってミスを修正しても、上司は評価してくれないですよね?やって当たり前とか言われるの、いい加減嫌だよねえ?だけど、もしこのミスを大きく挽回できる機会があればどうしますか?しかもノーリスク!勿論ノーリターンですよ?実績もあるんだから。どんな実績か知りたい貴女にだけ、特別に教えて差し上げます。勿論、解決策もお教えいたしますよ!気になる方は、返信してね!”」
え?何このメール?何で私のミス知ってるの?うん・・・・私の上司、すぐお尻ぺんぺんなのよ?酷いでしょ?それに・・・そう!確かに!折角ミスを修正しても、評価してくれなかったよお!何でこの人私の事理解してるの?凄いわ!それに、実績って・・・・もしかして、この前大きなミスして左遷させられそうになってたあの娘?何か大きな実績上げて、復帰したって聞いたわ!え?ひょっとしてこのメールの人のおかげ?これは急いで返信しないと!善は急げ!
あほな女神は、上司にお尻ぺんぺんの罰を受けまくって心が折れかかっていたためか、こんな誰にでもわかるメールに返信してしまうのであった・・・・
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