第447話 店のあり方
ノエラとヒルダが領地の館で落ち着き1ヶ月が経った。
今はすっかり落ち着いて、ある程度動けるようになっている。
「ヨーグルトがこんなに食べれるなんて、考えてもみませんでした。」
「うん、お通じにいいぐらいにしか思ってなかったから、意外だね!」
「このとまと、おいしい。」
「この酸っぱさがたまりません!」
それぞれ妊婦さんが何とか食べれるものが見つかり、美味しくいただいている。
トマトはまあ、ダンジョンでも収穫できるので、常に収穫できるのだが、世津と三津枝の食べてるヨーグルトは、俺が異世界売買で購入したもので、今はまだ誰もこっちでヨーグルトを作っていないんだよな。
俺はヨーグルト食べないから何とも思ってなかったけど、そのうちこちらの食材だけで作ってみるか。
そして俺は経験者の佐和とイベッテにどうしてたか聞いてみると、
「もう3年前の事だと忘れてるのね、悲しいわ士門さん。炭酸水が唯一の救いだったわ。」
「そうだっけ?すっかり忘れてたよ。ただの炭酸水だよな?コーラとかサイダーじゃなくって?」
「ええようよ。今では炭酸水とお酒で色々楽しめるわ。」
・・・・佐和は結局酒に結び付ける・・・・のん兵衛だからなあ。
「私は・・・・何だったかな?あ、そうそう、すっぱいものがおいしかったかな?」
・・・・いかんなあ、すっかり忘れてる・・・・(作中に出てません、悪しからず)。
そして、以前佐和とイベッテを参考に作ったマタニティウェアが好評で、今回は世津、三津枝、ノエラ、ヒルダに使ってもらう事になっている。
中々店でも手に入らない、入荷しても即売り切れるほどの人気商品なのだが、ここはまあ俺の店だから。
そして、マタニティグッズ以外にも、赤ちゃんが誕生した後の抱っこ紐・・・・これも好評で、この世界で普及していたのは抱っこじゃなく、おんぶ紐で、中にはおんぶ紐と抱っこ紐、両方を使う女性もいて・・・・いやはやこの世界の女性は逞しい・・・・あ、肉体的って意味じゃなく、精神的にだよ?
ここにきて女性陣の妊娠が重なり、女性特有の仕事の継続の難しさが浮き彫りになってしまった。
特に責任ある立場だったノエラとヒルダは急に仕事を休むのも難しい立場だったので、今後はこういった事も多くあるだろうから、サポート体制を考えないといけないな。
なので、今後はさらに店のスタッフを増やし・・・・結局店のスタッフは女性が多いんだよな・・・・それぞれがいくつかの役割をこなせるようにしておく体制を目指すことを当座の目標とする事にした。
いきなりは無理だからな。
なので、最低1人が2人分の仕事の知識を覚えてもらう事に。
あ、2人分の仕事をするっていう意味じゃないよ?
なので、今後は従業員の仕事の覚え、習熟度?というものをチェックし、万が一の時はその纏めたものを参考に、抜けた人材の補填をしていく体制を、と。
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