第432話 再び素材集め

なんというか・・・・女性陣は果物を凄い勢いで収穫していく。一応ここ初心者沢山いるからさ・・・・ほどほどにね・・・・


どうやら途中で気が付いたのか、そこそこ収穫したのみで、引き上げていく。


「今までと状況が違うのですね。気をつけます。そして、下層で収穫します。」


皆を代表し、世津がそう言う。


わかってくれればいいんだけどね。


・・・・

・・・

・・



さくっと24層まで進んだが、ここで出現する魔物はサキュバス。


念の為と思って探すが、流石に黒い奴はいない・・・・が、冒険者がサキュバスの餌食になっていた・・・・


先に俺が気が付いたからいいが、あんなの女性陣に見せられないぞ?


男の冒険者数人が、サキュバスと・・・・


もうほとんど干物状態。


精を搾り取られたようだ。


男の情けで助けてやる。



一応、此処の情報は公開しているし、ダンジョンのの入り口ですでに公表してあるんだぞ?


まあ俺達が遭遇した情報だけど、参考になればと思ってね。


だけど・・・・救出した後、適当なアイテムを出して、色々隠してやる。


放置しちゃったら、ダンジョンで局部丸出しとか・・・・変態だな。


・・・・

・・・

・・

それにしても・・・・49層でも、サキュバスが出現、男達が捕まっていた。

中には女性も・・・・ま、世の中色々だからな・・・・あ、インキュバスと言うのか?


流石に可哀想なので、女性陣に救出してもらう。


これは・・・・油断だったのだろうか?

ターゲットは男だけって決めつけてた?


まあメインは男なんだろうけど。




50層まで来ると、流石に疲れる。



50層まで来ると、ほとんど人がいない。


ここからは思う存分収穫しておくれ。


ちょっと休んでいると、シビルが聞いてくる。


「匂いのいい草、何処にあるか分かる?見つからない・・・・」


「あ、そう言えばそんな事言ってたっけ?俺も気が付かないんだよな。ホムさん、知ってる?」


「植物の名前が分からないとどうにもなりません。匂いのする植物は沢山ありますから。」


あっさりとした返答。


まあそうなるよな。


ここでしばらく休みたいが、先客がいたようで、少し休んで先に進む。


51層で、また果物を収穫。


この辺りになると、本当に人がまばらだ。


そもそもレベルが7ぐらいないときついんじゃないか?


そして、52層。

この辺りになると、お肉の確保も、なかなか大変だ。


もう中級冒険者では命がけ。


だが、得られるお肉は50階層までのとは違い、かなり上物。

無理して狙う冒険者が後を絶たないらしいが、怪我も相当な事になりそうだ。


なにせレベル9で手こずるんだから、、レベル7では、集団で一体を狩らないときついだろうな。


しかし・・・・残念ながらここまで黒い奴の手がかりはなかった。


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