第287話 すっきりしたので、再出発

俺達はこのダンジョン内にある”家”で休憩を取った後、再び下へ向かう事に。

まあ、この流れだから、また下にあるんだろう?という感覚だけど。


結局、またもや下へ行く階段がある。


階段を下ると・・・・

シビルの目の色が変わる。


薬草がいっぱい・・・・


ええと・・・・そうなのか?

ただの雑草が生い茂る草原っぽく見えるんだが。


あ・・・・シビルが早速薬草採取に。


三津枝が付いていってる。


シビルが三津枝に指示を出してる。


葉っぱや根っこ、種?

それぞれ使う部位が違うようだ。


俺も鑑定しながら採取していく。


おや?

何か見慣れない草があるぞ?


なんだろう・・・・?


エリ草:エリクサーの原料・葉を使う。


エリクサーって何だっけ?葉を使うのか?まあ採取しておくか。俺は小袋に採取した葉を入れ、カバンに仕舞う。

万が一劣化するといけないからな。


そして、まだあったので、土ごと丸々株をゲット。

領地で栽培とかできるかな?


・・・・

・・・

・・


7層は・・・・ベリーだ・・・・ラズベリー、ブルーベリーがびっしり生っている。

女性陣が目を輝かせ、早速ゲットしている。


俺も鑑定したが、そのまま食べる事が可能らしいので、食べてみる。

おおう、酸っぱいぞ?


・・・・そんなに摘んで誰が食べるんだ?


もう・・・・ドラム缶数杯摘んでるよ?


なあ・・・・あんな小さな粒を、どうやって短時間で・・・・


・・・・

・・・

・・


8層は・・・・またもや岩肌が。


ビクトル君が早速見に行く。


「これは・・・・?金です!金ですよ!侯爵さま金鉱です!」


え?これが金?ただの岩・・・・あ、よく見ると細かい輝きが見えるな。


金っていうのは、岩に少量入り込んでるんだとか。


てっきり金の塊が採取できると思ってたんだがな・・・・


なんでも、金が含まれている岩を採取し、何らかの方法で金を取り出すらしいが・・・・その方法は、国が管理しているようだ・・・・


で、岩1トンあたり、数グラム採取できればいいらしいが・・・・ちょっと岩を割ってみると・・・・あれ?金の塊が出て来たぞ?


この岩山の表面は、本当に細かい金の砂?が混じっているようだが、割ってみると、中に・・・全部ではないが、金の塊があるようだ。



「凄いですよこれは!驚きです!岩の中に金の塊があるとは・・・・信じられません・・・・」


どうやら普通はあり得ないようだ。


何はともあれ、これで・・・・・もう金は腐るほどあるしなあ・・・・まあ、回収しておこう。


そして9層。


魔物がいる・・・・


鑑定するとリザードマンと出る。


トカゲ?


剣と盾を装備している。

しっぽがデカいな。


こちらを見つけると走ってくる。


問答無用で切り付けてくる。


うぉ!


咄嗟に剣で受け止める。


そのまま振り抜き、首を刎ねる。

硬い・・・・が、何とかなる。


・・・・魔石と剣と鱗と盾をドロップした。


見ると黒い奴も全員戦っている。


世津達は、ビクトル君を護りつつ、一体ずつ倒している。


やがて、リザードマンは全滅。


次は10層・・・・ボス部屋か?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る