第264話 オデット・ベランジェール・オフェリー・ヴィオレット・ファビウス
オデット・ベランジェール・オフェリー・ヴィオレット・ファビウス
これがリヴァイアサンの名前らしい・・・
またもや長い・・・・
オデットでいいか・・・・?
【王子さまありがとう!私を救ってくれて。まさかこの私が溺れようとは・・・・一生の恥です。】
「仕方ないだろう?人の姿に慣れてないのだろう?」
【その通りだけど・・・・】
「服置いとくから・・・・下着は合うのあるかな?」
うーん・・・・ショーツはまあいいだろうけど・・・・ブラがね・・・・
佐和よりも大きいんじゃないか?
妻’Sの中では一番の大きさを誇っていたが・・・・あ、いやいや、何で妻になるの前提?人外だよ?正体は。
【上手く着けられません・・・・】
胸が大きく、慣れてないので、付けれないらしい・・・
ドキドキしならら、着けてやる。
しかし・・・・大きいなあ・・・・何がとは言わないが。
【ありがとう。】
これ、下着しかつけてないじゃないか!速く服も着てくれ・・・・
目に毒だ・・・いい意味で。
船を陸に戻し、オデットにも降りてもらう。
うーん・・・・実感はないが・・・・神獣3体テイムか。
こいつら食べ物どうなんだ?
気が付けばミシェレとオデットは、各々の身体を確認しているようだ。
ヨハンは、男だから、気にせずにいるようだが。
俺は3人?に聞く。
「これから3人はどうするんだ?俺達は拠点に戻るが・・・・」
【私はご主人さまについていきます!】
ミシェレが素早く言う。
【王子さまの傍にずっといる!】
オデットも。
【仕方あるまい、其方に付いていくしか無かろう・・・・】
渋々そう言うヨハン。
「まあ、付いてくるっていうならいいけどさ、落ち着いたら、また・・・・この俺の領地に戻ってくれよ?俺もここの開発に掛かりっきりになるだろうし・・・・」
【私土魔法使えるので、開発の役にたってみせます!】
張り切るミシェレ・・・・道を均したり、活用できるな。あ、俺使えないからいいかも。
【わしは風魔法だからのう・・・・木を切ったりはできるぞ?】
開墾するからなあ・・・・木を切ってもらうのはいいなあ・・・・俺達の魔力だけではきつそうだし。
【え・・・・私は・・・・水魔法だ・・・・役に立つ?】
そうだなあ・・・・港を作る時に・・・それと、荒れた海を何とかしてもらえるなら・・・・
こうして3人?は俺と共に領地の開発を担う事になった・・・・?
神獣が開発する領地とか、いいのだろうか?
あ、こいつら今までいた場所から去って、問題ないのか?
そう思ったが・・・・
どうやら、この3人?は長い事この付近に陣取っていたせいで、他の魔物はまずここに来ないようだ・・・・
何もなくても数十年は安泰だろう、と。
それならいいんだけどね・・・・?
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