第128話 イベッテ・ラローチャ・ペラレス
俺は王太子にクランメンバーでパーティ名”黒い奴”と引き合わせ、詳しい説明をしてもらっている。
そして俺は、美女4人に囲まれ・・・・さらに精霊も・・・・もう美女5人でいいよな?に囲まれている。
「あのさ、新たなメンバーも加わって、何時までもパーティ名が”吹奏楽と口田”では変だと思うんだ。何か別の名前に変更しない?」
と聞いてみた。
どうやら以前からその事は考えていたみたいで、あれこれ出される。
うんん?何故四文字熟語?
不撓不屈?俺メンタル強くないよ・・・・?
百花繚乱?うん・・・・キミたち美女ぞろいだからね・・・・いいかも?
山紫水明?何だっけ?意味わからん・・・自然がどうのこうのだっけ?
捲土重来?いや、負けてないから?
乾坤一擲?え?これ博打じゃね?
質実剛健?金使いまくってるからああ?
天下泰平?そんなの目指してないよ?
夜露死苦?それ四文字熟語じゃないよね?
一蓮托生?・・・・俺と一生共にしてくれるの?マジで?
桜梅桃李?それ四文字熟語?どっかの宗教の奴だった?響きはいいけど?
聖人君子?いや、そんな無理でしょ?
風林火山?信玄公?
焼肉定食?定番だけど違うよね?
・・・・色々意見が出たけど、何だか仏教用語っぽいのが多い?
もうこの際だから最後のでいい?
駄目と即反対された・・・・
で、別に4四文字じゃなくてもいいんじゃないかとなって・・・・
結局色々出したのは何だったんだ?
何故か、暫定で”希望”となった。
何故?と思ったけど、女性陣には何やら思う所があるらしい・・・・
まいいか、パーティ名は今後”希望”で。
あ、そうだ・・・・イベッテの服は普通の服だよね?
強化できないだろうか?そう思ったけど、王家より強化された装備を渡されてるみたい。
そう言えばイベッテって・・・・鑑定ではじかれるんだよな?
「なあイベッテ、今回君も来るの?」
「もちろん!駄目だった?」
「駄目じゃないけど、その・・・・鑑定すると、イベッテ認識阻害されるから、もし一緒に行くなら、パーティの実力は知っとかないとだから。」
「!あごめんなさい・・・・忘れてた・・・ちょっと待ってて・・・・これでどうかしら?」
<名前:イベッテ・ラローチャ・ペラレス>
<種族:人間>
<年齢:25>
<性別:女の子>
< LV:6>
<職業::王女:ギルド職員・冒険者>
<力 :E レベル補正後 C>
<体力: D レベル補正後 B>
<知力: A レベル補正後 SS>
<精神力:B レベル補正後 S>
<俊敏: E レベル補正後 C>
<魅力: A レベル補正後 SS>
<運: C レベル補正後 A>
<保有スキル>
清掃・調合・調薬・交渉・帝王学・護身術・指揮・統率・土魔法・社交・書写
<譲渡スキル>
<称号・賞罰:王女・口田の婚約者・冒険者・精霊の加護>
<所属>
パーティ”希望” ランク C
クラン”御国台” ランク C
イベッテ、レベル6なのか?補正値は2か・・・・?王女?イベッテが?マジっすか?
今まで気が付いていなかった俺・・・・あほだな。
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