第19話 救出作戦 3

"ミッション!女勇者ちゃんを、パワーレベリングしちゃおう!だゾ!"


・・・・なんだよパワーレベリングって、しかもいつの間にか、言い方が女勇者になってるし。



「な・・・・その”だゾ”とか何とかならないか?きもいんだけど。それに、せつの事を女勇者って、さっきまで、勇者って言ってたじゃないか?」


"いやん女勇者ちゃんの事を”せつ”だってスケベですねえ旦那!もうしけこましたんですか、いつの間にか私の女勇者ちゃんが、汚れちゃったけどまあいいわ、早く裸でまぐわってよね、見てるから、ああそうね女勇者ちゃんね、勇者は別にいるから区別しとかないとね"



この一気に、句読点のない表示何とかならないのか?(注:少し改善しました)


「色々突っ込みどころ満載だけど、今気になるのは”パワーレベリング”と勇者は別にいる”って事だよ。それに勇者って何だ?」


"質問多すぎるわね、でもミッションコンプリートには必要なので、仕方ないわね、いいわ特別に答えちゃうゾ、パワーレベリングは、このままだと女勇者ちゃん死んじゃうから、強いあんたがゴブリンやオークを半殺しにして、止めを刺すのだけ女勇者ちゃんにしてもらえばいいのよ、それに勇者は別にいてね、男と女2人存在するのよ、今は男勇者がいるからそれに男魔王は死んだけど、女魔王はまだ生きていてね、女魔王は女じゃないと、倒せないのよね。"


・・・・長い・・・・つまりあれか、せつのレベル上げの手伝いをやってほしい、そしてよく分からんけど、勇者は男女2名いて、それぞれの性別の魔王を倒すのに、同じ性じゃないと倒せない。その女勇者にせつが選ばれた・・・・と。


「色々言いたい事はあるけど、そのパワーレベリングは、せつだけでいいんだよな?流石に何人も面倒見れないからな。」




"もちろん女勇者ちゃんだけでいいわよ、後の子達は後回しでね、そうそう下に集まってる敵を倒せば、ついでに救出できちゃうから、余裕あれば後の子達も、パワーレベリングしてあげてね!"


「あのなあ、たまたま一緒に日本から、ここに来たけど、同郷というだけで、全くの赤の他人なんだぞ。そこまで知らん。まあ余裕があれば、こっちで判断するよ。」


話し終わって、せつを見ると、どうやら別口でくそ女神と、話をしてたみたいで、


「しもんさん、ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。それと、ここはしもんさんが離れても、大丈夫なのでしょうか?」


「大丈夫じゃないか?一応バリケードし直してもらって、閉じこもってれば。こっちの方はそんなにかからないと思うし。」


うーん・・・・正直自分以外どうなってもいいんだけどな・・・・そうか・・・・もう1人ぐらい強くしてあげて、その娘に色々してもらえばいいのか?


「どうする?もう1人ぐらいなら、面倒見るけど?せつが一番信用できる奴を、選んでくれたら、連れてくよ?」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る