第7話 つまるところ・・・・
うーん・・・・まだ今一状況が分からないけど・・・・
つまり、僕は、というかこの付近一帯、建物ごと、違う場所に転送されてしまったって事?
さらに、転送された先では、人間を襲う化け物がいて、その化け物が人間を襲い、経験値?生き物を倒すと、経験値とか言うのが手に入る?が100倍取得できる、と。
僕はどうなんだろう?
岩を化け物に当てただけで、相手ははじけて死ぬ。
僕もこの経験値100倍?とかいうのを獲得して、力が強くなってるって事?
分からん事だらけだ・・・
「なあ、あんたのいう事が事実として、こっちは何が何だか、分からないんだけど、僕を含めこの付近の建物、人はどうなってるの?さっき戻ってみたら、車が何台かあったけど、持ち主はたぶん、全員死んでたよ?」
と聞いてみる。
「あ、死んだ人の魂は、ちゃんと元の場所に戻るようにしてますから、そこは安心ですね!」
と何故か自信満々に言い放つ駄女神。
「ええと、ここで死んだら元の世界に戻れるって事?」
と聞いてみると、
「違う違う、死んであっちの・・・地球だっけ?で新たな人間として、生まれ変われるって事ですよ?」
結局死んだらおしまいって事かよ?マジか・・・
「もういいかしら?今、貴方はあり得ないぐらい、レベル上がってるんですよ?なので魔物を倒す手伝いして下さい!」
いや、よくない。
「あ、それよりも、今はあんたの言葉が分かるけど、この画面?の言葉が読めないんだけど、どうにかならない?後、この経験値とか、経験値を得た後、どうしたら良いかとか、さっきサラッと言ってたレベルって何だよ?」
聞いてみると、何だかめんどくさそうに
「はあ?異世界召喚ですよ?そんなのいちいち説明しなくても、わかるじゃないですか?魔物を倒せば経験値を得られ、一定の経験値を得られれば、レベルが上がる。そしてスキルも取得し、スキルレベルも上がる。あ、画面ですね。ちょっと待っていて下さいね。・・・・と、これで読めるはず。」
おいおい、今度はスキルって。何だよそれ?あ、画面の文字は・・・・読めるな。
「なあ、スキルって何だよ?そもそも召喚とか・・・・」
と言いかけたら、
「シャラーップ!しつこい男は嫌われるゾ!!」
いや、ゾ!!とか言われても・・・・
「まあいいわ。こちらのミスでもあるし、今はあなたが頼りだからね、説明してあげるわ。」
何で上から目線・・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます