第4話 言葉が通じない

「आपकी मदद के लिए धन्यवाद」


戻ってきた人達は何か言ってるけど、分からない・・・・

えっと、3人かな?何かコスプレ?

1人はのっぽな男。一言で言えば魔法使い?

もう1人は背の低い女性。

女戦士?鎧を着て剣を持ってる。

もう1人も女性。

こちらは僕と同じぐらいの身長で

ほっそりしてる。うーんと、僧侶?シスター?


「ओक मारो, यह बहुत अच्छा है।」


分からん・・・・

「なあ、あんたら何?言葉が分らないんだけど、外人?」


シスターっぽい女性が

「यह कौन है? मुझे शब्दों की समझ नहीं है।」

分からん・・・・


結局お互い言葉が分からなく、諦めたのか、お辞儀をして去っていく。

去る前に女戦士?がさっき倒した化け物を漁って、何やら取り出して渡してきた。何だこれ?石?


取り敢えず車に戻り、動かしてみる。よかった、動く。

バックして、反対側に向かう。そして、暫くすると道に出た。

けど・・・・信号が止まってる。

道に車もいない。とりあえず、さっき寄ったコンビニに戻ってみると、やっぱり電気が来ていない。

というか店に入ってみると店員がいない。

そう思ってると、コンビニの付近に何かいる。


そっと覗いてみると・・・・

うげ!さっきの化け物が、店員を食べてる・・・・?

もうはっきり言って2人の店員、死んでる。こっちを見る化け物。

もうさっき吐いたから、胃の中に何も残ってない。


こっちに来る化け物。

鈍器で殴ってくる。咄嗟に受け止め、奪う。

鈍器を振り回すと、化け物に当たり吹っ飛ぶ。

そしてもう一体もこっちに来る。これもこの鈍器で殴る。


・・・・

・・・

・・


何かがおかしい。

いけないと思いながら、コンビニに入り直し、レジ袋を拝借し、食べ物と飲み物、あとタオルや着替えを袋に詰めまくり、車に入れる。

ライトや充電器、電池も貰っておく。


あ、あとついでに?女性用の下着やら肌着も一緒に回収。

勿論?女装の趣味はないけど、もしかして襲われている女性がいて、助けた時いるんじゃないかと思って。

でもちょっとドキドキしたよ。


そして、車に載せられるだけ載せて、車を走らせる。そう、来た道を戻る方向で。

勿論コンビニの向こうへ。道が途切れていて、よく見ると、途切れた先に何台かの車が停まったりひっくり返ったりしてる。


恐る恐る近付くけど、誰もいない。

というかもう車の停まってる場所、森だよね?

さっきはちゃんとした道だったのに?


で、案の定というか、化け物がいた。

口を真っ赤にしながら何かを食べてる。

その何かを見ないように、化け物に襲い掛かり、仕留めた。

その時、何やら石っころが転がったので、取る。

先ほど貰った石と同じ感じ。


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