第3話 何かをはねてしまった

気が付くと、車は停車して、フロントガラスが思いっきりひび割れてる。しかも何故か真っ赤。

え・・・・?


もしかして事故って人をはねた?

目の前のガラスに付着してる赤い・・・・血?を見てしまった途端、急に気分が悪くなり、吐き気が。

急いで車から降りて、地面に嘔吐してしまったんだけど、う・・・・肉片が飛び散ってる・・・・

あれ?動物か?人じゃなく動物を刎ねたのか?

ちょっと安心してしまうけど、車のフロントは、やはり何かを刎ねてしまったようで、もうベッコリ。バンパーは半分落ちかかってるし。


そう思ってると、後ろに何か衝撃が。

振り向くと、なんだこれ?化け物がいた。

そして自分に向かって何やら鈍器で殴ってくる。咄嗟に腕で顔を防ぐが、服が破れる。

あれ?痛くない?

あんまり殴られるのも怖いので、相手を突き飛ばそうと腕を伸ばして、化け物に触れると、その化け物は・・・・ぐちゃぐちゃになって吹っ飛んでいった。何これ怖い・・・・

スプラッターになった化け物を、呆然と見てるうちに、また吐き気が。

ゲーゲーしてると、目の前に何か光ってるのを確認。

目の前というか、空中に画面がある感じ?

何か書いてあるようだけど、全く読めない。何じゃこりゃ?

そして、今自分がいる場所を見ると、道じゃない。森?

うーん、街中を走行してたはずなんだけど、意外と近くは山だった?そんな事を思ってると、何やら何人かの人がこっちに走ってくる。

うん、さっきの化け物に追われながら。


そして、その人達は何か喋ってるようだけど、何言ってるのか分からない。

ひょっとして外人?


あっという間にその人達は、僕の横を通り過ぎて、目の前にまたまた化け物が。

咄嗟に岩を拾い、化け物を狙って投げつけると、その化け物は岩が当たった場所に大穴を開けて、死んだ。

何だったんだ?


で、さっき通り過ぎた人達がこっちに戻ってきて、何やら言ってる。

やっぱりわからない。

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