第13話 本当の罪は知らない事と聞こうとしない事
私はこの精神のもやもやをどうにかしたくて、どうにかするしかなくて、せつらさんに言ってみた。
「最近心がざわざわして余裕がないんです。どうしていいかわからないほど深く死にたくなったり動けなくなることも多々あったりして、、、、あ、いやせつらさんの気分が下がってしまいますよね、!!話題変えましょ」
とバタバタして話題を変え直す。あまり次に話すことも思いつかなかったのが相当重症なんだろうなと思いつつ。
「いやー僕も精神疾患が多くてね、話聞きたいから続けようよ。まぁ隠しても仕方がないしこの際だしわかりやすくいうと僕は鬱病とパニック障害で障がい者二級、ヘルプマーク持ち。これで気兼ねなく話せるだろう? あ、もしかして引いてしまった??そんなことないよね、え、大丈夫?」と不安げ。
「あーいやいや!!そんな初対面の私にそんなプライベートなことを話してくださるんだなって少し驚きました。ほんと秘密主義っぽいなと思っていたのもありますけれど。私はなんか気分が落ちるというより心に体がついていってなかったりその逆だったりするのを自覚しています、、これなんなんですかね。病院行くのとかめんどくさくて無理なんですけど」
と地雷を綺麗に埋め込む。
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