無題

これを夢と呼ぼうか


理想と呼ぼうか


それを希望と呼ぼうか


志と呼ぼうか


風のように吹き抜けていくものに


心打たれて


明日に望みを持って踏み出そうと一歩


ふと


昨日に悔いを残して逡巡するその一歩


身の周りが変わったように思えても


心の有り様を変えただけで


世界は曇天にも晴天にもなり得る


ふと


歩みを振り返り


振り向きざまに風はふきぬける



これを夢と呼ぼうか


理想と呼ぼうか


それを希望と呼ぼうか


志と

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