これからのこと
そして2020年になり、色んなことが重なり姉妹のような仲ではあったものの、考え方や価値観などが違ったため百合とは縁を切った。
執拗な嫌がらせは続くが心のどこかですっきりしたような気がした。
そして友人の中でもライフスタイルが変わった。
芙美は1人、裕美は2人目の子供ができた。
そして12月中には彩も再婚が決まったそうで、それぞれが幸せが形作られてきていて自分も嬉しくなった。
2020年はコロナの影響もあり金銭的な余裕もないため相変わらず私は子なしの夫婦で生活を営んでいる。
そんな自分ではあるが子供や中絶への考え方はいろいろと変わったように思う。
以前ならなぜそれをするのか、いいか悪いか。中絶は悪だと思っていて知識もなく理解ができなかったように思う。
今もそれほど知識があるわけではないがやむを得ない事情があるならそういう選択もあるのかなと思うしできちゃったからと軽い気持ちで堕ろすという行為には軽蔑をしてしまう。
私自身現時点で病気の影響もあり性欲がないため子作りが難しい状況にあるため特別養子縁組の制度を使った親子関係も視野に入れようとも考えている。
そういう意味合いでも私の目には本当に子供を望む人たちが授かれずに不妊治療などでお金と精神を使って疲弊しているように思えるしまだ欲しくないのにできてしまって中絶をしたり産み落としが社会問題になっているように思えてならない。
世の中は虐待や親子間の殺人なども少なくはなく、日本にはまだまだ養子縁組の制度が浸透していないような気もする。
血縁関係がすべてではなく、世の中がもう少しよくなって社会全体で子供を育てたりどんな家族でも幸せに暮らしていける世の中になればいいと思う。
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