FGO:とりあえずオケアノスの途中まで

 FGOフェイト・グランド・オーダーを始めてから少しだけ日にちが経っているので実は三章のオケアノスを途中までクリアしています。

 そんなわけでとりあえずそこまでの零章から二章までのログを適当に書きたいと思います。


第零章:冬木

 まず最初のチュートリアルを進めて最初のガチャを無料で引けるじゃないですか。そこで引いたのがアタランテというサーヴァントだったわけですよ。で、私はこういうガチャを搭載したゲームの場合、やり直しをしない、最初の無料ガチャでいいのが出るまでやり直すぜってことをしない人なんですね。引いたらそれが運命だったと受け入れるタイプです。

 で、このアタランテ。レベルも上がって他のサーヴァントもそろってきたらいい感じの力を発揮するタイプで、最初にレベル一でもらってもうれしさがないんですよ。でもしょうがないのでレベルの低いアタランテと組んで冬木を回りました。

 冬木のストーリーはなんというか、今思い出しながら書いてるのであれですが普通でした。主人公が巻き込まれて困難に立ち向かう展開の演出としてはぶれてはいないのでいい方だと思うかな。個人的にいい点はオルガマリー所長のキャラクターが気に入った点でしょうか。メインヒロインのマシュはちょっとおとなしくて状況に流され過ぎている気がしてそんなに好きというほどじゃないんですよね。その上でわりと最後に所長が死ぬのも好きです。好きなキャラが死ぬんだから残念ではあるんですが、死に方の演出はちゃんと殺す意味があったのでいいかなと。ここは見る人によって評価が違うと思うんですけども。オルガマリー所長は見る人に敵の強さと残忍さを植え付ける上で殺されたキャラだと思うんですよ。だけどただ殺されたんじゃなくて物語を一緒に歩いて所長のキャラクターが見えてきて、プレイヤーの好感度がちゃんと上がったところで無残に殺される。殺されるところもサクッと殺されるんじゃなくてしっかり死ぬのを嫌がるとかもありましたし。物語のファクターとしてはとてもいいのではないかと。ただまあ、とてもいいキャラなので今後何らかの理由でサーヴァントになって一時的に出てくるとかプレイアブルになるとかだと私が喜びますが。たぶんないかな(笑)。


第一章オルレアン

 この時点で実はあまり手持ちのキャラがいないわけですが。とりあえず仕方ないのでいろいろと試行錯誤するわけですよ。

 今やってるログインボーナスでそこそこ無料のガチャ石をもらうことができたのでそれを回したところ、運よく柳生但馬守と清姫をゲット。清姫はダブってくれたので宝具の性能も悪くない感じです。でも結局レベルが低いのは序盤しょうがないのでアタランテを入れたこの三人でメインのパーティを作りつつ攻略しました。

 ちなみに特殊再臨というのがあったんですが。これは初心者のためにサーヴァント一体だけ無償で最大進化だけしてくれるというものです。柳生の爺様を引くのはオルレアンの途中だったのでまあ仕方なくもあり、アタランテを特殊再臨しました。レベルは上がりましたけど他の事一切してないのでやっぱり使いづらいですね。序盤は。

 まあそんなこんなでちょこちょこいじりつつストーリーをクリアしてみることに。

 オルレアンは、個人的にはなんか使い捨てられたキャラが多い気がしていまいちでした。手ごまとして急に呼び出されたファントムジオペラとか、街中でわちゃわちゃしてる流れで勝手につてい来る清姫とエリザベスとか。敵も味方も後出し付け足しな感じで何だかという印象。どうせ出すなら敵にしろ味方にしろもっといろいろと描いてあげたほうがいいと思うんですが、このキャラを出せとか上のひとに言われて仕方なく出したんでしょうか。そんな印象でした。

 キャラの使い捨て以外でもメインとなるストーリーの軸はジャンヌであると思うんですが、そのジャンヌの心の葛藤とかそういうのは全部マリーとアマデウスで持っていっちゃう感じでしたし。なんとなくの視点としてはどう見てもいまいちだと思っちゃうんですよね。確かにマリーの活躍とかは良いシーンですけど、このストーリーでそういう軸を担うのはジャンヌかあるいは主人公やマシュにすべきだと思うので。個人的にはそんなにいい話には感じなかったです。


第二章ローマ

 ローマの時点で多少手持ちのキャラは増えてきましたが育てきるだけの資材もなく、とりあえずあまり変わらない状態で攻略だけしていく感じです。この時点でマシュと清姫のコンビがエース。ほかはなんか適当な感じでした。レベルが高いのに使われないアタランテが不憫。

 ローマのストーリーは案外私には悪くないと感じさせてくれました。メインの軸はネロ基準で、そう考えるとちゃんとプレイヤー側であるネロについて様々な感情のやり取りとかあった上で結論を出す形ができていて悪くなかったです。ネロが悩んでいるところをちゃんと主人公がケアするのもゲームのストーリーとしては良かったですね。

 人によっては悪役として出てくる僭称皇帝たちの扱いが雑なのがちょっと悪い印象があるようです。これについてはあんまり弁護できないかな(笑)。ここまでのシナリオを見ていると悪役に回る側ってそんなに大切に書かれていないのが多い気がして。ゲームなのでプレイヤーの視点や主観が重要なのでそこまでこだわるところではないんですが、やはりゲームの性質上悪役として好きなキャラが配置された人は扱いが軽くて残念と思うのだろうなとは。

 ただまあ、雑ではありましたが取ってつけたようなことはなかったので個人的には良かったかなと思います。

 あと少し個人的な話ですが、レフ教授を主人公ではない関係のないキャラがサクッと殺してしまうのはちょっと気になりました。この時点でのレフ教授はプレイヤーのヘイトを最も集めた悪役であり、丁寧にプレイヤーによって始末をつけるかそれに等しい演出がされるべきだと個人的には思うからです。シナリオとして悪かったというよりは、もったいないなと思いました。


第三章オケアノス

 というわけで現在攻略中のオケアノスです。

 この時点でパーティ構成はもう完全にアタランテを抜いています。だってプレイヤー自体の自力が上がってこないと使いようがないんですよこの人()。レベルが高いだけでは使いこなせないというのはFGOの良いところであり、悪いところかもですね。ゲームシステムとしては良い物だけど、手に入れたものがすぐに使えるというわけではないところは初心者に優しくない感じです。

 そんなわけでアタランテを使わなくなった私は完全にバーサーカーでパーティを組むことに。バーサーカーって能力が単純な場合が多いので低レベルでも力を発揮するんですよ。清姫が教えてくれました。

 パーティ構成は守りのかなめとしてゲオルギウス。全体宝具での運用を主眼にして清姫。そしてメイン攻撃力として期待して入れたのがカリギュラです。ゲオルギウスでパーティを守ってバーサーカー二人が殴り続けるというわかりやすいパーティ。なんでカリギュラかと言うと低レアのバーサーカーで一番火力が出るからですね。宝具が特殊なのでそれをどうするかで割れるキャラだと思いますが、このパーティでは基本性能を見込んで採用しているので問題はないです。

 ついでにこのパーティだとアサシンが出てきたときゲオルギウスが脆くなってしまうのでアサシン対策としてジェロニモのレベルを上げてみました。手持ちのキャスターでジェロニモとバベッジで迷ったんですが、なんとなくジェロニモにしました。まあ余裕が出てきたらもっといろいろ育成してみましょう。

 さてストーリーですが、オケアノスは現在絶賛攻略中で、アステリオスが死ぬところまでプレイしました。

 内容としては今中盤だと思うんですが、序盤はちょっといまいちでしたが中盤は良くなったかなと思います。

 序盤はなんかちょっとぐだぐだしてる感じが強すぎてシナリオがだれている気がするんですよね。あと黒髭のキャラが見どころなんだと思うんですが、個人的に黒髭があまり刺さらなかったもので。

 中盤からはまだ手を付け始めたばかりですが、良い内容だと思います。黒幕であるイアソンが登場して目的がはっきりしましたし、アステリオスの活躍も見どころで良かったと思います。たぶん個人的なひいき目がアステリオスとエウリュアレにあると思うんですが、その上でも良いストーリー展開だったかなと。アステリオスが死んだときに撤退を決意するのが他の誰でもなく主人公ですし、プレイヤーの主観としても良いなと思います。

 主人公がなまじ喋らないタイプの主人公設定なので、主人公=プレイヤーとしてどうストーリーに絡んでいくかって大事だと思うんですよね。そういう意味でこのあたりの展開は悪くないなと思います。



 さて、そんな感じで現在攻略しているところまでをまとめてみました。

 ストーリーの感想については個人のものなのでいい悪いを評価するものではないと思ってください。私はこうだったなあというログです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る