第8話 ~マシロ!!~

▽第7話の数日後の事▽


ママ︰「マシロ~ご飯できたけど~」

マシロ︰「はーい今行く」


ーーーーーーー食卓ーーーーーーーー

マシロ︰「今日唐揚げか!うまそ~(*^^*)」


ママ︰「昨日のラム肉余ったからジンカン竜田だよ~」


※ラム肉 = ジンギスカンに使われるお肉

※ジンカン = ジンギスカンの略


ママ︰「そういえばマシロあんた最近

△△デパートの近く通った??」


マシロ︰「ん?なんで?」


ママ︰「そこの近くに男の子いたの知ってる??

お母さん買い物ついでに見に言ったんだけど

ちょっと噂話があってね、あの~」


マシロ︰(出た、噂話。ママも好きなんかい)

マシロ︰「あー私ちょっと友達にノート返しに行かなきゃ!すぐそこだし行ってくる!」


ママ︰「あ、ちょっと!もうご飯なんだけど!」


マシロ︰「すぐ戻るから~!!」




作者(マシロ)は当時住んでた町が嫌いでした。

町の人は噂話に敏感になり

目新しい噂を聞いたらすぐに人に広めようとするこの環境が苦でなりませんでした。

ましてや、小さな男の子に対してもそう。

大人気ないというか、気になるなら声をかけて助けが必要なら助けてあげればいいのに

それすらもせず。

という私も話しかける勇気はまだ無かったんですけどね💧


性格悪い人ばかりなんだと聞く耳もたてませんでした。


でも、この時しっかりと母が言おうとした事を聞いておけば良かったと後に思いました。


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