おまけ 虚~ホロウ~Project2予告

「お師匠様!お茶ですよ。」

「ああ、いや今は気分が乗らない。」

ミロクはいくつかのの資料を見ていた。

「それって…」

その1つにはお師匠様の本名が載っていた。私にしか明かしたことの無い本名だ。『弥勒』というのは読みが違う偽名、本当の名前は『光明堂 美録』。

そしてお師匠様が持っている別の紙にはミナさんが写っていた。そこにはミナなんて名前はなく、『神代 末無』と書かれていた。

「ミナ…いや、神代未無。とうとう過去の贖罪の時間だ。私も世話になったことだ。力は貸そう。だが、お前たちの問題だ。最小限だな。この可能性に賭ける意味は十分だ。」

もう1枚の紙は新聞だった。

『裏社会の大物家族娘を残し失踪』

“話題の食人鬼に襲われたか”

と書かれていた。



      虚~ホロウ~Project2 終“末”の虚“無” と “未”知の虚“無” へ続く………

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